社員インタビュー
受付・秘書[VIPセンター]の仕事

所属するVIPセンターでは、ロームにとって大切なお客様が来社された際の応対全般をサポートしている。「私たちの応対の一つひとつがロームに対しての良い印象につながるように、あらゆることを丁寧に、思いやりをもって行動しています」。そう語すのは、社内担当者との綿密な事前打ち合わせからはじまり、どのような要件でご来社されるのかを充分に把握した上で、日々、客室乗務員やホテルのような高いレベルのサービスを追求している。入社以前に抱いていた「受付」のイメージとは良い意味で180度違う印象の仕事なのだといい、まさに会社の顔としての責任感とプロ意識で働いている。

そんな彼女が今、身にしみて感謝しているのは、「仕事は人のためにするものだ」という研修での中に先輩からの言葉だ。接客サービスを、とにかくカタチだけこなそうとした彼女に、即座に発せられたひと言だった。お客様だけでなくお客様のご来社に関わるすべての人が考えること、感じることの先回りをして気づくことが何より大切である。お客様の目に見えないところであらゆる準備を行い、応対や会議などがスムーズに進むように「プラスαのサービス」を提供する。もし不測の事態があってもリカバリーできるような行動意識とスキルが、スタッフ全員に共有されているのだ。VIPセンターならではの「おもてなしの心」の核心に触れ、その瞬間から仕事に対する意識が大きく変わった。

そして現在、後輩を教育する立場になった彼女が、一人ひとりの個性に合った指導を実行しようと考えるたび、実感するのは先輩の凄さである。憧れの先輩から良いところを吸収し、次は自分が後輩に憧れられる存在になりたいと語っていた。