日本の池泉式を代表する、小堀遠州作の名庭。
二条城造営時に作庭された、池泉回遊式(池を景観要素として取り入れ、その周囲を巡って鑑賞する日本庭園の古形式)を代表する書院造庭園(武家邸宅の庭園)です。
池の中に御亭を建て、また池の中央には2つの島、4つの橋を設置。
配した庭石や草木を四季折々に楽しめる中庭的な庭園として設計され、池泉回遊式独特の中国伝来になる蓬莱神仙思想を表しており、また「八陣の庭」とも呼ばれます。
二の丸御殿・大広間(将軍の座)からはもちろん、黒書院(将軍の座)や行幸御殿(天皇の座)からでも鑑賞できるように、後水尾天皇の行幸に合わせて寛永3年(1626年)、普請奉行だった小堀遠州(1579〜1647年、茶人・建築家・作庭家)が改修。
昭和14年(1939年)名勝に、昭和28年(1953年)には国の特別名勝に指定されています。
   
特別名勝 二の丸庭園
特別名勝 二の丸庭園
 

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