
センシングデバイス戦略

あらゆるシーンで活躍するセンサ
センサはあらゆるシーンで、明るさ、温度、動作、存在の有無などを感知し、人間の代わりになって働きます。センサで感知した情報を基に機器をコントロールすることで、正確で精密な動きや、簡単で使いやすい操作方法の実現が可能となり、省電力化にも大きな効果を発揮します。
エレクトロニクス業界をけん引するセンサ分野
家電やエレクトロニクス業界をけん引する新テクノロジーとして、数年前から様々な分野で注目されているセンサ。
センサのさらなる小型化を背景に、確実に産業界への普及が広がっています。さらに今後、センサによってリアルとつながれた「仮想空間」が、リアルな世界における様々な課題を解決するソリューションをもたらす可能性を秘めています。すでに工場、医療/ヘルスケア、交通、建設、農業、環境管理など、様々な分野でセンサを利用した新しい取り組みが始まっています。
今後さらにセンサの普及が進めば、センサへの要求はより多くの検出対象と応用の広がりへと多様化が加速します。そのためエレクトロニクス業界の各社がセンサ開発を進めています。このように、センサは新しいサービスやビジネスを実現させる上でのキー・デバイスであり、より用途が広がっていくことで、センサ、およびセンサを核としたソリューションに対するニーズは、ますます高くなっていくでしょう。

トータル・ソリューション・プロバイダーを目指して
ロームにおけるセンサ事業の特長は、グループ会社との連携によるシナジーを活かしたソリューション力です。
画像認識などの優れたセンシング処理技術を持つLAPISセミコンダクタや、MEMS加速度センサの世界的サプライヤであるKionix社などのグループ会社と連携することで、世界トップレベルのセンサバリエーションを提供しています。
特に「動き」を検出するセンサを複数提供しているほか、遠赤外線からX線まで、あらゆる光の波長を網羅する様々な光センサを提供することができます。
ロームは世界中からの多様なニーズに柔軟に対応できるように、これからもソリューションを拡充していきます。

