オプティカルデバイス戦略
大きな可能性を照らし出すLED
私たちの生活・社会・文化は、あかりとともに進化しつづけてきました。そして今、新たな技術であるLEDの進化が、私たちの未来を照らしはじめています。省エネルギー、長寿命、高効率に加えて演出力も向上し、LEDはすでに、私たちの暮しの中に確実に溶け込んできています。LEDの普及は今後求められている環境対策に大きく貢献しながら、人々の生活シーンを大きく変える可能性を秘めています。
セミコンダクターの技術による、あかりの世界のソリューション
ロームは創業から50年を超える歳月を京都の地で半導体メーカーとして歩み続け、1973年にはLEDの開発、製造、販売を開始しました。2008年にはROHM LED Lightingをスタートさせ、LED照明ならではの特長や利点を備えた先進的な照明システムの製品化に向けたソリューションを展開しています。ロームの強みは、LED素子だけでなくドライバIC、電源モジュール、センサ、システムコントロール、LSIなど、LED照明に関連する基本的なデバイスやモジュールだけでなく、各種センサも自社で開発している点です。デバイスから最終製品までの一貫した自社開発が、用途に合わせた光学設計技術や実装技術、信頼性を確保するための熱対策など、多岐にわたるソリューションに活かされています。
今後も半導体製造で培ったデバイスや技術で、新しい付加価値を提供することにより、LED照明の普及と市場への浸透を図っていきます。
