新しい生産設備を導入する際に、構想・設計の段階から関わり、装置メーカーとの仕様や要望についての打ち合わせ、試作と改造、立ち上げまでをすべて担当しています。自動で製品を巻き取る装置を担当した時は、位置の微調整にシビアに取り組み、一つ一つを改善。最初はうまく機能しなかった装置が、徐々に人の手を離れて自動で動いていく過程を間近に見て、大きな達成感が得られました。現場では様々な問題が絶えず発生しますが、その都度学ぶことで、エンジニアとしてのノウハウが着実に身に付くことにやりがいを感じています。

オートメーション化・AI化の波が迫る中、新しい技術や手法を取り入れて、人の介入が不要な設備を目指したいと考えています。完全にオートメーション化して、不良もAIが判別する。エラーが出てはじめて人が介在する工場になるのが最も理想的なスタイルです。実現へのハードルは高いかもしれませんが、設備の技術やシステムについて、内外を問わず積極的に知識を吸収したいです。出張先の装置メーカーから最先端の技術を学ぶ機会も多いため、知識やスキルを増やして、より優れた設備を作っていきたいと思います。