設備エンジニア(電気)
生産装置の電気的保全業務、不良低減活動とその海外展開を担当
入社1年目から取り組んできた
不良率低減活動が評価され、社長賞を受賞。
海外展開を見据えた開発をこれからも
ダイオード製造部の計測グループに所属
2020年入社 工学部 知能情報システム情報系卒
仕事内容
生産設備の安定稼働が私の仕事です。電気的原因で生産装置が故障した場合、配線や基板などの修理、認識ソフトや制御プログラムなどの修正を担当しています。また、「品質の安定」は何よりも重要で、製品の外観検査や電気測定検査における不良率の低減活動に入社1年目から取り組んでいます。製品の欠けや傷は写真画像で機械が検査しますが、時には誤認識によって良品が不良品と判定されてしまうことも。良品と不良品を正確に分けるには、検査精度を徹底して詰めていく必要があり、今はその分野で力を注いでいます。
仕事のやりがい
入社1年目から携わってきた外観検査の分野で、2022年度の社長賞で努力賞を受賞し、自身の業務が評価されたことを大変嬉しく感じました。タイトルは「照度、カメラ位置管理の標準化および海外展開」で、照度管理システムの構築や検査パラメータを海外工場と統一するという内容です。特に海外工場は基台数も生産量も非常に多く、基台ごとに差があったのですが、照度を合わせることで不良率の差が解消され、精度の向上と全体的な不良率が低減し、安定化が図られました。明確な数値が評価され、社長賞受賞につながったと思います。
今後の目標
海外展開した時の影響力は、たとえ数%であっても総数では相当大きな結果になることを実際の業務で実感できたので、自分の手がけた仕事が品質や生産にどのような影響を与えるか、そして海外工場で展開した場合にどれほどの利益が生まれるか、という意識を強く持って仕事に取り組んでいます。今後は、海外工場にスムーズに展開するために現地へ出張して現場力を高め、海外メンバーと緊密にコミュニケーションをとっていきたいと考えています。不良率の低減や検査パラメータの統一を進め、目標達成を成し遂げたいです。
タイムスケジュール
8:15
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出 勤 | ストレッチ体操・危険予知トレーニング・グループでの朝礼 |
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9:00
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保全業務 | 生産装置の故障や不具合がないかを確認し、問題が発生していれば対応する |
11:00
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会 議 | 計測Gメンバーの会議で自分の業務の進捗と今後の予定を部門長に報告 |
12:00
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休 憩 | 社員食堂で昼食 |
13:00
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実 験 | 慢性的な電気的不良品の傾向と原因を探るため、実機を使用した製品サンプルの電気測定実験 |
15:00
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打 合 | マレーシア工場の1週間の不良率確認と不良低減活動の進捗や結果について |
16:00
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資料作成 | 電気測定実験結果のまとめ・報告資料の作成 |
17:15
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退 勤 | グループリーダーに1日の業務報告をして退勤 |