Voice社員の声
先輩インタビュー
さまざまな部門を統括的に見渡し、
ローム全体で「生産最適化」を実現。
- 新卒採用
- 理系
- 技術
プロセス技術2005年 入社
工学研究科 材料工学専攻
開発や製造と一丸となって世界のトップを狙う。
ロームではさまざまな部門で多種多様な半導体を生産していますが、その前工程の生産を「横串部門」として統括的に管轄しているのが、私の所属するWP(ウェハプロセス)統括部です。ローム全体での生産最適化をめざし、品質やコスト、納期などの改善をはじめ、事業拡大に向けた大型設備投資など、仕事は多岐にわたります。私自身は複数の工場を担当しており、ロームがいま注力しているパワーデバイスの生産能力拡大に向けた新規ラインの立ち上げ準備などに携わっています。そのなかで、既存の製造プロセスをより生産性を高めるために改善したり、装置メーカーさんと共同で開発した新しい技術や設備を導入したりもします。また、開発部門と製造部門の間に立ったやりとりも多く、日常的に取り組む業務の幅はとても広いです。ロームのパワーデバイスは市場競争力が高く、世界でトップを狙える製品です。将来のロームの業績に大きく貢献することが期待されており、それを実現させるための工場展開を、私が主体となって動かしていることに、大きなやりがいや手応えを感じています。
お客様の声と社員一人ひとりを大切にするローム。
ロームは若いうちから大きなプロジェクトを任される会社です。開発や製造、その他関連部門など、他部門を積極的に巻き込みながら、プロジェクト全体の目標を定め、計画通りに開発や新規ラインの立ち上げを実現しなければなりません。その納期を守るために工場に駐在し、数多くの装置を立ち上げながら発生したトラブルにも短期間で対処するなど、時にはハードな局面も生じます。また、私は入社当時、開発の所属で国内や海外のお客様を訪問し、お困りごとやご要望を直接お聞きすることで、お客様にとってより良い製品を提供したいという思いで新商品開発に取り組みました。お客様の声を大切にするのもロームの強みであり、お客様が世界一の商品をつくりたいとなれば、その部品をお届けする我々もその水準に見合うものを提供するのが使命となります。一方でロームには、我々一人ひとりの行動が会社を動かしているんだという意識も根づいています。人は財産だという考えからこだわりを持って「人財」と表記するなど、社員一人ひとりを大切にしていることが伝わります。将来のキャリアを想定した研修が多く、チャレンジと成長を受け止めてくれる環境が整っているので、その点も就職活動の参考にしてもらえたら嬉しいです。
※記事内容、及び社員の所属は取材当時のものです。