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先輩インタビュー

SiCを用いたソリューションで、
持続可能なエネルギー社会に貢献。

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システムソリューション開発2004年 入社
環境科学専攻

ソリューション提案で変化するニーズに応える。

システムソリューション開発は、日々変化するお客様のニーズに最適なソリューションで応えるために立ち上げられた部署です。製品単体の特長を訴求するだけではなく、お客様のアプリケーションや回路を理解し提案を作っていきます。ロームには、パワーデバイス、デバイスを駆動するIC、汎用部品が豊富にあります。それらの商品・技術を組み合わせてお客様にソリューション提案を行うのが主な業務となります。私たちの提案に納得いただき、ご採用いただけた時には大きなやりがいを感じます。
また、ロームのお客様は世界中にいらっしゃるため、日々海外にいる営業やFAE(フィールドアプリケーションエンジニア)との密なコミュニケーションが欠かせません。ニーズや市場トレンドは地域によっても様々です。そのため開発部門やFAEなど、部署の垣根を越えスピード感をもって課題解決に取り組まなければなりません。その分、チームとして課題解決できた時にはグローバルで達成感を共有することができます
その他、新商品の企画やマーケティングも重要な役割も担っています。私が現在企画を担当しているのは、車載市場向けにSiC(シリコンカーバイド)やIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)などのパワーデバイスとLSIを組み合わせたソリューションです。SiCは次世代パワーデバイスとして期待され、近年本格的に普及がはじまりました。電気自動車や太陽光発電、産業機器用電源などの電力変換部にSiCを搭載することで、電力損失は大幅に低減できます。今後、さらにこの技術が広がっていけば、持続可能なエネルギー社会に貢献できるのではないかと自負しています

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「100年に一度」の変革期を支えるロームの技術。

ロームには、やりたいと手を挙げた者に積極的に仕事を任せる風土があります。若手でも主体性をもって行動すれば、世界を舞台にチャレンジできるのです。私自身も入社前から夢であった、海外出向のチャンスを得た社員のひとりです。将来は海外で経験を積み、グローバルに活躍できる人になりたいと考えており、入社9年目でドイツへ4年半出向することができました。ドイツは、言葉はもちろん、考え方や文化、仕事への取り組み方も日本と異なります。はじめは慣れない環境に苦労しましたが、日本での経験を海外で発揮できたことは自信につながりました。また、海外から見る日本やロームを知ることができたのも良い経験になりました。
私が担当している車載市場は今、「100年に一度」といわれる変革期を迎え、自動運転化や電動化など次々と新たな技術や機能が生まれてきています。そして、ロームの商品は直接人々の目に触れることはありませんが、それらの進化に貢献しています。映画で観たようなクルマが空を飛ぶ時代が近い将来現実のものになるかもしれません。そんな未来を実現できるよう、今後も市場やお客様のニーズを掴みとっていきたいですね。そして、「ロームだからできた」、「あの人だからできた」と言われるような商品やソリューションを企画していきたいです。

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※記事内容、及び社員の所属は取材当時のものです。

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