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先輩インタビュー

チーム一丸の開発力で、
ロームの成長を支えたい。

  • 新卒採用
  • 理系
  • 技術

オプト・モジュール商品開発2003年 入社
電子情報学専攻

無謀な挑戦の先には大きな喜びがある。

光センサやホール素子、電源モジュール、無線モジュールなど、各種モジュール商品の開発リーダーを務めています。私たちが手がけたモジュールは、車載や産業機器をはじめ、身近な電子機器にも多く採用されています。家電量販店で、自分が手がける商品があってこそ実現された機能の説明POPを目にすると、「この機能を付けたのは自分なんだ」と誇らしく思います。中でも、電機メーカーと共同開発を行なった腕時計は、とても思い入れのある商品です。この腕時計は、耐衝撃構造や防水性能など時計としての機能性を十分に備えていながら、Bluetooth®を使ったスマートフォン連動も可能とするものでした。電話の着信やメールの受信を音と振動で通知したり、スマートフォンの時刻情報を受信し、時計の時刻を自動調整することができます。この腕時計にロームのBluetooth®モジュールを搭載いただくために最も苦労したのは、電池の消費量を最低限に抑えること。これだけの機能を持ちながら、一般的な腕時計と同程度の電池寿命を実現するのは、無茶にも思える挑戦でした。何度も試行錯誤を繰り返して、最終的にはボタン式電池ひとつで約2年の使用を可能にしました。ようやく商品が完成した時には、それまでの苦労が報われ、本当に嬉しかったですね。

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チーム一丸となり、開発に取り組んでいきたい。

私が所属する開発チームでは、設計を担当するメンバーや商品サンプルで性能・特性を検証するメンバー、お客様のニーズに合った商品をご提案するメンバーなど、様々な役割が必要です。リーダーとして、メンバーの長所と短所を見て、業務の担当を決めています。すべてのメンバーがモチベーションを高く保てるように支えるのも私の役割です。仕事をしていれば、うまくいかない時が誰にでもあります。けれど、特に若手社員は、失敗したことを自分から言い出しにくいのも事実です。それを本人からうまく引き出し、次に活かせるように一緒になって考えられるリーダーでありたいといつも思っています。時には厳しい言葉を言わなければいけないこともありますが、チーム一丸となって楽しく仕事に打ち込める環境づくりには気を配っています。時間的にも技術的にも私ひとりにできることは限られています。若手の時は自分の成長ばかりを考えて仕事をしていましたが、今はチーム一丸で仕事をして結果を出すことを第一に考え、またそのチームにとって必要なメンバーでありたいと思っています。半導体業界は日進月歩の競争をしており、世界中の企業がライバルです。今後もロームがさらに成長し、強い企業となっていけるよう、尽力していきたいです。

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※記事内容、及び社員の所属は取材当時のものです。

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