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古都を見下ろす境内に、もみじ舞い落ちる季節の訪れを感じて──。
哲学の道から永観堂へ、そして疏水が通る蹴上へとつながるエリアは、秋になれば一帯が色鮮やかな紅葉に包まれます。なかでも、京都有数の広大なスケールに圧倒される、ここ南禅寺は古くから紅葉の名所として知られます。
東山三十六峰の麓という一段と落ち着いたたたずまいを見せる南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山です。
鎌倉時代に亀山天皇(後に法皇=譲位後に出家した天皇)が生母に造営した離宮(皇居や王宮とは別の場所に建てられた宮殿)が始まりで、本尊は釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)です。
京都屈指の古寺で、室町時代には日本で最も高い格式をもつ禅寺として栄えました。そんな歴史と風格を備えた名寺で、紅葉に染まる境内は無類の美しさをたたえます。
境内と周辺には日本人だけの手による初の大土木事業といわれた「琵琶湖疏水」(琵琶湖の湖水を京都市内に引き入れるための水路)に関連する、「水路閣」(すいろかく)や「インクライン」(傾斜鉄道)などの歴史的な建造物もあります。
また、参道沿いには勧進料理(仏教料理)が起源とされる湯豆腐の店々も軒を連ねます。

南禅寺(三門)
南禅寺(三門)
南禅寺(法堂)
南禅寺(法堂)
哲学の道   永観堂   琵琶湖疏水記念館前の噴水
哲学の道   永観堂   琵琶湖疏水記念館前の噴水

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