ロームグループは、全ての社員また業務に携わるステークホルダーが安全に、そして心身ともに健康に働くことができる職場を実現することが、社員の命や人権を守る上で重要であると考えています。また、社員一人ひとりがやりがいを持ち、自身の能力を最大限に発揮するための環境づくりとしても、安心・安全で衛生的な職場の確保は欠かせません。
ロームグループでは、安全で健康的な職場を目指し、労働安全衛生マネジメントシステムを運用しています。以下の安全衛生方針を基に、ロームグループの事業活動に関わる労働安全衛生の課題について、目標を掲げて管理すると共に、継続改善をグループ一丸となって進めています。
ロームグループはCSRの精神にのっとり、全ての事業活動において安全と健康が最優先であることを認識し、快適で安心して働ける職場環境づくりと、心身の健康の保持・増進に積極的に取り組む。
ロームグループは世界各地に生産拠点を持っており、工場の安全操業、社員の安全を確保するためにISO45001に基づいたマネジメントシステムを運用しています。
安全衛生方針に基づき、全社員の安全確保と心身の健康の保持増進を図ると共に、快適な職場環境の形成を促進するために、中央安全衛生委員会が安全衛生活動を推進しています。
ISO45001安全衛生マネジメント組織図
ロームグループヘルスアップチャレンジ7
ロームグループでは、「ヘルスアップチャレンジ7」と称し、睡眠・ストレス・運動・食生活・飲酒・禁煙・コミュニケーションの健康に関する7項目について、一人ひとりが1つでも多く達成するために取り組むことで、プレゼンティーズムの改善につながり、Well-beingの実現を目指す取り組みを行っています。
ローム浜松は、経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人」に認定されています。
この制度は、優良な健康経営を実践している企業等の法人を顕彰する制度として、2017年に創設されました。
健康経営は、企業が社員の健康に配慮した経営を行うことであり、ローム浜松では安全衛生方針に基づき、安全かつ快適な職場環境を目指した様々な活動を行っています。今後も、「快適な職場環境づくりと心身の健康の保持・増進」を経営の重要課題のひとつと位置づけ、社員一人ひとりの健康保持・増進、ワーク・ライフ・バランスの充実に取り組みます。
ローム浜松は、厚生労働省「がん対策推進企業アクション」の推進パートナー企業に登録し、活動を行っています。
社員が健康で働き続けられるためには、がんの早期発見・早期治療は重要なことです。これまでにがん検診の説明会や、がんと就労との両立支援に関する情報発信など、社内啓発活動を通じて社員が「がんについて正しく知る」機会を設け、社員のがん対策を推進しています。
ローム浜松は、浜松市の「浜松ウエルネスアワード 健康経営部門 ウエルネス大賞」を受賞しました。
浜松ウエルネスアワードは、浜松市が目指す「ウエルネスシティ(予防・健幸都市)」の実現に向けた「浜松ウエルネスプロジェクト」の推進に寄与し、他の団体等の模範となる取り組みを表彰する制度です。
また、ローム浜松は、「浜松ウエルネス推進協議会」に参画し、地域の健康づくり活動に取り組んでいます。