EnOcean|基礎編
Keil製統合開発環境(μVision® 4)
2019.12.11
この記事のポイント
・DOLPHIN V4開発ツールのKeil製統合開発環境(μVision® 4)は、Dolphin V4 Suiteと連携して、オリジナルファームウェアのコーディング、コンパイル、書き込みなど一連のファームウェア開発作業を行うことができる。
・ファームウェアを開発する際に必要となるコンパイラやアセンブラ、リンカ、デバッガなどの機能を提供している。
・無償評価版μVision®では、コンパイラが生成できるコードとデータの合計サイズが2Kバイトに制限されているので、コードとデータの合計サイズが2Kバイトを超える場合には有償版が必要。
・2019年9月現在の、Keil製統合開発環境 μVision®は、μVision® 5となっている。
ここまで、DOLPHIN V4開発ツールのDolphin V4 API、Dolphin V4 Suite、DolphinView Advancedについて説明してきました。今回は、「Keil製統合開発環境(μVision® 4)」について説明します。これで、DOLPHIN V4開発ツールは最後になります。
DOLPHIN V4開発ツール:Keil製統合開発環境(μVision® 4)
Keil製統合開発環境(μVision® 4)は、Dolphin V4 Suiteと連携して、オリジナルファームウェアのコーディング、コンパイル、書き込みなど一連のファームウェア開発作業を行うことができます。Keil製統合開発環境(μVision® 4)では、独自仕様やカスタマイズしたファームウェアを開発する際に必要となるコンパイラやアセンブラ、リンカ、デバッガなどの機能を持った統合開発環境が提供されています。
下図は、Keil製統合開発環境(μVision® 4)の操作画面の例です。基本的に、プロジェクトウィンドウ、エディタウィンドウ、出力ウィンドウで構成になっています。
なお、無償評価版μVision®では、コンパイラが生成できるコードとデータの合計サイズが2Kバイトに制限されています。コードとデータの合計サイズが2Kバイトを超える場合には、有償版が必要になります。
※2019年9月現在、Keil製統合開発環境 μVision®は、μVision® 5となっています。
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EnOcean
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基礎編
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EnOcean電池不要の無線モジュール ー概要ー
- スイッチモジュール : PTM210J
- スイッチ用発電モジュール : ECO 200
- スイッチ用送信モジュール : PTM 430J
- マグネットコンタクトモジュール : STM 429J
- 温度センサモジュール : STM 431J
- 湿度センサモジュール : HSM 100
- モジュール用ケースおよびケース付きモジュール
- 受送信モジュール : USB 400J
- 送信モジュール : STM 400J
- 送受信モジュール : TCM 410J
- EnOcean開発キット : EDK 400J
- ゲートウェイ開発キット : CS-A420W-ENOCEAN
- 送受信モジュール : CS35A3
- EnOcean電池不要の無線モジュール ーまとめー
- EnOcean無線通信技術
- DOLPHIN V4プラットフォーム
- DOLPHIN V4 開発ツールと開発フロー
- EnOceanを活用した開発導入事例
- 電波伝播に影響する要因と回避策
- EnOcean機器設置の実際
- EnOcean無線周波数への対応
- EnOceanエネルギーバジェット計算
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IoTにセンサソリューションと無線通信を提供するEnOcean
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