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リピータ

EnOcean無線通信は、中継機能である「リピータ機能」を備えています。

リピータ機能とは

EnOcean無線通信には、リピータ機能が備わっています。無線通信において、受信機と送信機の距離が離れていたり、その間に障害物があったりすることよって受信がままならない場合がありえます。リピータは、そのような場合に送信機と受信機の間に設置し、送信機が送信した内容と同じテレグラムを再送(リピート)するものです。

下図は、リピータの機能を模式的に表したものです。

EnOcean無線通信のリピータ機能の模式図

受信機が、送信機のテレグラムとリピータのテレグラムの両方を受信機のMaturity Time内で受けた場合は、受信機は同じテレグラムとして処理します。日本国内用928.35MHz製品では、リピートできる回数(階層)は1回(1レベル)のみになっています。

リピータテレグラムの例

下記は、リピータテレグラムの例です。

EnOcean無線通信のリピータテレグラムの例

リピートされたテレグラムとオリジナルのテレグラムを区別するために、データの最初のバイト(ヘッダー部)を確認する必要があります。また、リピートされたテレグラムの場合はデータが1バイト追加され、追加されたデータの中にリピータのホップ回数が書かれています。

リピータに関する情報は以下から入手可能です。

・Range Extension with EnOcean (EnOcean GmbH)
http://www.enocean.com/fileadmin/redaktion/pdf/app_notes/AN002_range_extension.pdf

・EnOcean Radio Protocol 2 (ERP2) Specification (EnOcean GmbH)
http://www.enocean.com/erp2/ 

キーポイント:

・EnOcean無線通信は、中継機能である「リピータ機能」を備えている。

・日本国内用928.35MHz製品では、リピートできる回数(階層)は1回(1レベル)のみ。