EnOcean|基礎編

DOLPHIN V4プラットフォーム

2018.05.29

この記事のポイント

・EnOcean電池レス無線通信は無線通信技術、無線IC、プロトコル、プロファイルなど全体を通じて電池レス無線通信を実現するための工夫がなされている。

・本章では、EnOcean無線通信のハードウェア構成要素、ハードウェアおよびソフトウェアアーキテクチャについて解説予定。

EnOcean電池レス無線通信は、超低消費電力な無線通信技術、それを実現する無線IC、電力消費を抑える独自の無線プロトコル、利用を促進するプロファイルなど、全体を通じて電池レス無線通信を実現するための工夫がなされています。

本章では、EnOcean無線通信のハードウェア構成要素、ハードウェアおよびソフトウェアアーキテクチャについて解説して行きます。また、EnOcean無線通信のソフトウェアスタックを構成する物理層からアプリケーション層までの各レイヤについても説明する予定です。以下は、解説予定の項目です。

  • ・DOLPHIN V4プラットフォームのハードウェア
  • ・EnOcean通信
  • ・EnOcean Radio Protocol(ERP)
    階層、電気的仕様、テレグラム、サブテレグラム、ISO/IEC 14543-3-10/11国際標準
  • ・EnOcean Serial Protocol(ESP)
    同期
  • ・EnOcean Equipment Profile(EEP)
  • ・Generic Profiles (GP)
  • ・リピータ
  • ・その他の通信機能(オプション機能)
    Smart Acknowledge、Remote Management、Enhanced Security

EnOcean DOLPHIN V4イメージ

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