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シミュレーション

電子回路シミュレーションの基礎

SPICEモデルの種類

SPICEでシミュレーションに使うモデルには種類があります。すでに「デバイスモデル」という言葉を使っていくつかの説明をしてきましたが、ここでSPICEモデルの種類について説明をします。

SPICEモデルの種類

SPICEモデルの形式には、「デバイスモデル」と「サブサーキットモデル」の2種類があります。

SPICEモデルの種類。「デバイスモデル」と「サブサーキットモデル」の2種類がある。

デバイスモデルは基本的に、ダイオードやMOSFETといった素子のモデルになります。サブサーキットモデルは、基本的にデバイスモデルの組み合わせで、単純には回路状態のモデルと考えることができます。その他に、回路上で熱計算をする特殊なモデルも存在します。

SPICEのデバイスモデルとは

デバイスモデルは、トランジスタやダイオードなど各モデルの電気的特性を表す所定の数式が決まっており、その数式に用いる係数(パラメータ)を示したものです。

SPICEデバイスモデルの記述例。

SPICEのサブサーキットモデルとは

デバイスモデルや電源、数式などを組み合わせて、回路としてのモデルを構成になります。モデルの中に、回路接続情報や、デバイスモデルなどを含みます。

SPICEサブサーキットモデルの記述例。

以下は、上図の「モデル内部の回路接続」部分の詳細です。インスタンス名に続き、接続端子、そしてモデル名で構成されています。

SPICEサブサーキットモデル、「モデル内部の回路接続」の詳細。

次回から、それぞれのモデルについて、もう少し詳しい内容について説明をして行きます。

Key Points:

・SPICEモデルの形式には、「デバイスモデル」と「サブサーキットモデル」の2種類がある。

・デバイスモデルは、基本的にトランジスタやダイオードなどの素子のモデル。

・サブサーキットモデルは、基本的にデバイスモデルの組み合わせ。


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