DC-DCコンバータ|評価編
スイッチングレギュレータの基本
2014.07.11
この記事のポイント
・スイッチングレギュレータの評価を行うには、スイッチングレギュレータの特性や基本を理解する必要がある。
・動作原理や仕組みの他に、電流、電圧波形がイメージできると評価に役立つ。
スイッチングレギュレータの特性を理解し評価を進めるには、スイッチングレギュレータに関する基本的なことを知っておくことが重要です。
ここでは、スイッチングの種類、降圧コンバータの動作原理、
主要な制御方式である同期式と非同期式の違い、効率を高めるための仕組みであるブートストラップ、出力安定化、つまりレギュレータ動作を司るフィードバック制御方式、出力電圧調整方法であるPWMとPFM、そして重要特性としてICの規格と電源としての特性についてレビューしていきます。
【資料ダウンロード】スイッチングレギュレータの特性と評価方法
このハンドブックは、スイッチングレギュレータの基本を確認し、スイッチングレギュレータ用ICのデータシートを読み解くことも併せて、設計の最適化に必要なスイッチングレギュレータの特性の理解と評価の方法を解説しています。
DC-DCコンバータ
- 基礎編
- 設計編
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評価編
- スイッチングレギュレータの特性と評価方法の概要
- 電源ICのデータシートの読み方:表紙、ブロック図、絶対最大定格と推奨動作条件
- スイッチングレギュレータの評価:出力電圧
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損失の検討
- 定義と発熱
- 同期整流降圧コンバータの損失
- 同期整流降圧コンバータの導通損失
- 同期整流降圧コンバータのスイッチング損失
- 同期整流降圧コンバータの制御IC消費電力損失
- 同期整流降圧コンバータのデッドタイム損失
- 同期整流降圧コンバータのゲートチャージ損失
- インダクタのDCRによる導通損失
- 電源ICの電力損失計算例
- 損失の簡易的計算方法
- パッケージ選定時の熱計算例 1
- パッケージ選定時の熱計算例 2
- 損失要因
- スイッチング周波数を高めて小型化を検討するときの注意
- 高入力電圧アプリケーションを検討するときの注意
- 出力電流が大きいアプリケーションを検討するときの注意 その1
- 出力電流が大きいアプリケーションを検討するときの注意 その2
- 損失の検討 ーまとめー
- 応用編
- 製品紹介
- FAQ