ローム ミュージック ファンデーションは、
音楽を通じて豊かな文化を作ることを目指しています。

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ローム ミュージック フレンズの活躍

1991年の設立以来、ローム ミュージック ファンデーションはこれからの音楽界を担う若い音楽家たちの夢をサポートしています。支援してきた多くの奨学生の方々が、「ローム ミュージック フレンズ」として、共に多くの方々に音楽を届ける仲間となり国内外で活躍しています。

藤木 大地 (Daichi Fujiki)

声楽/voice(カウンターテナー)、音楽学  (奨学金受給年度 2008,2009,2010,2011,)

プロフィール及び近況

2017年、オペラの殿堂 ウィーン国立歌劇場に東洋人のカウンターテナーとして史上初めてデビューを飾る。2013年にボローニャ歌劇場にてヨーロッパデビュー。国内でもNHKニューイヤーオペラコンサートへの5年連続出演をはじめ、主要オーケストラとの共演や全国各地でのリサイタルが常に絶賛されている。これまでに、アルバム『死んだ男の残したものは』(キングインターナショナル/2017年)『愛のよろこびは』(ワーナーミュージック/2018年)をリリースし、村上春樹氏原作の映画『ハナレイ・ベイ』では主題歌を務めた。2012年、日本音楽コンクール優勝。

奨学金給付期間中の思い出

当初は文化経営学、およびテノールの両軸においてウィーン留学させていただいておりましたが、その過程で転機があり、大きな決意をしてカウンターテナーに転向しました。 転向から2年以内に国内外のコンクールでもよい結果をいただくことができ、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせることができました。 これは貴財団のご支援がなければなし得なかったことですし、心から感謝しております。 今後日本の音楽界に有益な人材となれるよう、また日本人カウンターテナーのパイオニアとして、新しい道をつくっていけるよう、努力していきたいと思っています。

これまでの奨学生のご紹介

1991年の設立から現在まで支援してきた奨学生のプロフィールや奨学生当時の思い出など