ローム ミュージック ファンデーションは、
音楽を通じて豊かな文化を作ることを目指しています。

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ローム ミュージック フレンズの活躍

1991年の設立以来、ローム ミュージック ファンデーションはこれからの音楽界を担う若い音楽家たちの夢をサポートしています。支援してきた多くの奨学生の方々が、「ローム ミュージック フレンズ」として、共に多くの方々に音楽を届ける仲間となり国内外で活躍しています。

奥田 なな子 (Nanako Okuda)

チェロ/cello  (奨学金受給年度 2006,2007,2008,2009,)

プロフィール及び近況

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を卒業と同時に、文化庁芸術家在外研修員としてドイツ・フライブルク音楽大学に留学。ベルリン芸術大学に移籍後、ディプロマを最優秀で取得。2012年、同大学院ソリストコース、並びにアルテミスクァルテット室内楽クラスを修了、国家演奏家資格を取得し、帰国。2003~05年、文化庁芸術在外研修員。2006~10年、(公財)ローム ミュージック ファンデーション奨学生。 2006年、カール・フレッシュ・アカデミーにてバーデンバーデンフィルハーモニー管弦楽団と共演。2008年、京都・青山バロックザールにてデビューリサイタルを開催。室内楽にも力を入れており、2010年、びわ湖ホールでの五重奏「鱒」の演奏は、「音楽の友」誌上で"清潔な技巧と呼吸"と評される。同年、常陸宮殿下、妃殿下ベルリン訪問の際には日本大使館にて弦楽四重奏での御前演奏を行った。2012年、日本演奏連盟主催・新進演奏家リサイタルシリーズにおいて、大阪いずみホールでソロリサイタル。2013年、同プロジェクトのオーケストラ・シリーズにおいて、日本センチュリー交響楽団とコンチェルトを共演。2011~13年、兵庫芸術文化センター管弦楽団在籍、フォアシュピーラーを務める。2014年、NHK/FMリサイタルノヴァに出演。ソリストとして活動する傍ら、読売日本交響楽団、NHK交響楽団など主要オーケストラにエキストラ出演、東京フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団などにフォアシュピーラーとして出演など、オーケストラ奏者としても活躍の場を広げている。(一財)地域創造公共ホール音楽活性化事業登録アーティスト。

奨学金給付期間中の思い出

8年間の留学生活を通して、ドイツの人々、文化、そして音楽の在り方を知り、たくさんの事を学んだ。 また、一般的なコンサートホールだけでなく、大使館、老人施設、病院など、様々な場で演奏する機会に恵まれ、とても貴重な演奏経験を積むことが出来た。

これまでの奨学生のご紹介

1991年の設立から現在まで支援してきた奨学生のプロフィールや奨学生当時の思い出など