ローム ミュージック ファンデーションは、
音楽を通じて豊かな文化を作ることを目指しています。

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ローム ミュージック フレンズの活躍

1991年の設立以来、ローム ミュージック ファンデーションはこれからの音楽界を担う若い音楽家たちの夢をサポートしています。支援してきた多くの奨学生の方々が、「ローム ミュージック フレンズ」として、共に多くの方々に音楽を届ける仲間となり国内外で活躍しています。

熊澤 雅樹 (Masaki Kumazawa)

チェロ/cello  (奨学金受給年度 2001,2002,)

プロフィール及び近況

9歳よりチェロをはじめる。札響の鈴木敏幸、文屋治実各氏に師事。桐朋学園大学アンサンブル・ディプロマ修了。チェロを毛利伯郎、室内楽を山口裕之、山崎伸子、店村眞積各氏に師事。トロッシンゲン州立音楽大学卒業。チェロと室内楽を原田禎夫氏に師事。第2回東京室内楽コンクール第1位。ローム ミュージック ファンデーションより奨学金を得てドイツに留学。フライブルク歌劇場管弦楽団にて研修。これまでに倉敷音楽祭、宮崎国際音楽祭、小澤征爾音楽塾オーケストラ、サイトウ・キネン・オーケストラ、東京のオペラの森、水戸室内管弦楽団に参加。室内楽ではこれまでに豊嶋泰嗣、加藤知子、小林美恵、川本嘉子、店村眞積各氏、師である原田禎夫氏などと共演し研鑽を積む。また1996年から仲間を集めて室内楽演奏団体であるアンサンブル・プレギエラを主宰し、毎年演奏会を重ねている。2010年9月より広島交響楽団チェロ奏者。広島を拠点にオイゼビウス弦楽四重奏団、アンサンブル響、広島室内楽協会を主宰し地域に根差した演奏活動を展開中。エリザベト音楽大学にて後進の指導にもあたっている。

奨学金給付期間中の思い出

トロッシンゲン音楽大学へ留学し、念願だったクァルテット奏法の勉強を憧れの原田禎夫先生の下でじっくり出来たことは本当に得難い貴重な時間でした。チェロをきちんと弾く、音を出すという基本はもちろん、音楽への真摯な向かい方、演奏家としての生き方など、受けた影響は一生の宝物です。

これまでの奨学生のご紹介

1991年の設立から現在まで支援してきた奨学生のプロフィールや奨学生当時の思い出など