ローム ミュージック ファンデーションは、
音楽を通じて豊かな文化を作ることを目指しています。

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ローム ミュージック フレンズの活躍

1991年の設立以来、ローム ミュージック ファンデーションはこれからの音楽界を担う若い音楽家たちの夢をサポートしています。支援してきた多くの奨学生の方々が、「ローム ミュージック フレンズ」として、共に多くの方々に音楽を届ける仲間となり国内外で活躍しています。

沼澤 淑音 (Mr.Yoshito Numasawa)

ピアノ/piano  (奨学金受給年度 2012,2013)

プロフィール及び近況

桐朋学園大学ソリスト・ディプロマを経て公益財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学生としてエリソ・ヴィルサラーゼ氏のもと2015年にモスクワ音楽院を卒業。 「素晴らしい輝かしいピアニストで私は彼の特別な繊細な感受性と音楽への献身に心動かされました。」(アルゲリッチ氏) 「音楽に普遍的なアプローチをする事ができる個性的で創造的なアーティスト」(ネルセシアン氏)と称賛される。 ケルン国際音楽コンクール入賞、シュニトケ国際コンクール優勝、ポッツォーリ国際ピアノコンクールで優勝。 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭等、日本国内各地はじめ欧州各地の音楽祭に出演。2017年4月より桐朋学園非常勤講師。  

奨学金給付期間中の思い出

本科に在籍しているのでピアノ以外の授業がとても多いのですが、様々な国のヴァイオリニスト、チェリスト、また、初めてクラリネッティストと共演したりとても充実していたと思います。なにかとコンサートが多いですが、冬は-30度近くなる日もあり、手袋をしても手が冷たくなるので、会場に着くまでの服装に気を使います。ピアノも完璧に調整されていることは稀で、むしろどこかの音程が外れていたり、音が出っ張ってアクセントがついてしまうことが多いので、その場で弾き方を変えなければならず、臨機応変に対応するのが大変です。その分日本での演奏会等、しっかり調整されているピアノで弾くことは楽になったかもしれません。

これまでの奨学生のご紹介

1991年の設立から現在まで支援してきた奨学生のプロフィールや奨学生当時の思い出など