ローム ミュージック ファンデーションは、
音楽を通じて豊かな文化を作ることを目指しています。

HOME活動紹介ローム ミュージック フレンズの活躍

ローム ミュージック フレンズの活躍

1991年の設立以来、ローム ミュージック ファンデーションはこれからの音楽界を担う若い音楽家たちの夢をサポートしています。支援してきた多くの奨学生の方々が、「ローム ミュージック フレンズ」として、共に多くの方々に音楽を届ける仲間となり国内外で活躍しています。

中尾 純 (Jun Nakao)

ピアノ/piano  (奨学金受給年度 1998,1999,)

プロフィール及び近況

JNakao3925zA

東京藝術大学音楽学部附属音楽高校を経て、同大音楽学部ピアノ専攻首席卒業。同大学院修了後渡独、ハンブルク音楽演劇大学大学院首席修了。第62回日本音楽コンクールピアノ部門第3位、ハンブルク・エリーゼ・マイヤー音楽コンクール優勝、第2回モスクワ・スクリャービン国際ピアノコンクール日本人初の第2位に入賞。ベルリン響、ハンブルク響などと共演の他、欧州各地で演奏、各紙の絶 賛を得る。帰国後はスクリャービン没後90年リサイタル、同100年リサイタル、ベートーヴェン後期ピアノソナタ全曲演奏会等を開催。2021-22年スクリャービン生誕150年ピアノソナタ全曲演奏会を開催中。現在、愛知県立芸術大学音楽学部准教授。

奨学金給付期間中の思い出

ハンブルク音楽演劇大学大学院へ留学、モスクワ出身のピアニスト、E. コロリョフ教授に師事し、近代ロシアの作曲家達の作品に集中的に取り組んだ。 文化の薫り高く気品ある街並みに心酔し、北ドイツ放送響やシュターツオーパーに足繁く通い、外来のオーケストラ、演奏家と聴き比べることで音楽家としての耳が大きく発達した。滞在中は現地の人々と積極的に交流し、家庭の雰囲気や、ものの考え方に刺激を受けた。

これまでの奨学生のご紹介

1991年の設立から現在まで支援してきた奨学生のプロフィールや奨学生当時の思い出など