下野 竜也 Tatsuya Shimono (指揮)

<公演後コメント>
留学時に大変お世話になりましたローム ミュージック ファンデーションの皆様には心から感謝申し上げます。留学から17年の月日が経ちこの様な素敵なフェスティバルに出演させていただきましたこと、とても感慨深いものがあります。ロームシアター京都のオープニングでフィデリオを指揮させていただいたり、こうして蝶々夫人を指揮させていただける私はとても幸せです。この御恩を忘れずに邁進してまいりたいと思います。ありがとうございました。

<出演にあたってのコメント>
1999年から2000年に掛けて、憧れの街ウィーンにおいて、人生で最も勉強した時期を助けてくださったのが、ローム ミュージック ファンデーションの奨学生制度でした。帰国して、財団が送ってくださる機関紙を拝見すると、ああこの方も奨学生だったのかぁと本当に多くの先輩や同僚たちを支えてくださったことに驚きとそれ以上の感謝の気持ちでいっぱいです。後に、小澤征爾先生や湯浅勇治先生とともに指揮マスターコースに携わらせていただく機会や、ロームシアター京都オープニングでベートーヴェン「フィデリオ」を指揮させていただきました。
この度、素敵なフェスティバルに我らが京響と、素晴らしい音楽家の方々とご一緒出来ることも大変幸せです。
どなたにでも楽しんでいただける豪華なプログラムが用意されております。
私も今からワクワクしています。

©Naoya Yamaguchi