奨学生レポート RMFレポート インタビュー

日本とドイツを行き来して思うこと(森田啓佑さん)10/28

森田 啓佑さん/ Mr. Keisuke Morita
(専攻楽器チェロ/cello)

[ 2018.12.7 ]

学校名:桐朋学園大学

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の森田啓佑です。ご支援くださりありがとうございます。

お陰様で落ち着いて勉強に取り組むことができます。

<ドイツの公園にて1>

 

●一日の生活
音楽と語学の勉強をしています。

ドイツでも日本でも、9:00ドイツ語→14:00昼食休憩→15:00チェロの練習→20:00夕食→21:00語学や音楽の勉強→24:00就寝といったペースで一日を過ごします。

一日の中でやるべきことが決まっているので、リズムよく生活できます。

ドイツ語のクラスでは説明もドイツ語なので、まず指示されていることを理解するのに四苦八苦です。

 

自炊も楽しいです。

時々、ハンバーグなど手の込んだメニューにも挑戦しています。

ドイツの街は全体的に静かでゆったりと時間がながれているように思えます。

日本滞在中も、生活のペースは変わりません。

演奏会には、自分の成長を聴いていただく気持ちで臨みます。

学ばせていただいたことを演奏会に聴きに来て下さるお客様にお返しできるように心がけています。

<ドイツの公園にて2>

●マスタークラス
いくつかのマスタークラスに参加しました。

クロンベルグのフランス先生からは、ゆったりしたエネルギー、情熱的なエネルギー、狭く緊張するエネルギーなど様々な種類のエネルギーを持つことが大事であるとご指導いただきました。

受講曲のドボルザークを例にとると、最初の主題と第2主題とではエネルギーの違いを明確にするということになります。

ゲリンガス先生は実際に僕の楽器を鳴らしてくださいました。

僕とは違った倍音が鳴ったことは忘れられません。

言葉で説明されるより、音で納得させられた気持ちでした。

<レッスン後にゲリンガス先生と>

 

また、ウィーンではハンガリーのオーケストラと協奏曲を演奏することができ、貴重な経験となりました。

後ろから響くオーケストラの音を拾いながら、自分の音で引っ張っていくことに気持ちも高揚しますが、冷静さも必要で、演奏だけではなく精神面でのバランスの取り方も勉強になりました。

 

●コンクール
日本・ドイツ・ルーマニア・オーストリアと移動する中で、コンクールに出場するチャンスもありました。

ルーマニア国際音楽コンクールでは課題曲であるエネスク・ソナタの解釈には苦労しましたが、お陰様で全部門よりグランプリとオーディエンス賞、弦楽器部門より第一位をいただくことができました。

応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました。

皆様のお陰と心より感謝申し上げます。

2019年にはルーマニアと東京文化会館での演奏会が予定されており、今からとても楽しみです。

 

<ウィーンでの演奏会の様子>

 

以上のように、僕なりに一生懸命取り組んでいるつもりです。

これからも謙虚に邁進してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

 


コンクールでの1位、おめでとうございます! そこで得たチャンスを活かして、これからの活躍に繋げてください。