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留学1年目を終えて(荒井優利奈さん)

荒井 優利奈さん/Ms. Yurina Arai
(専攻楽器ヴァイオリン/violin)

[ 2018.09.14 ]

学校名:ウィーン国立音楽大学

ロームミュージックファンデーション奨学生の荒井優利奈です。

いつも多大なるご支援をいただき、心より感謝申し上げます。

昨年からウィーンでの留学を始め、あっという間に1年が経過しました。

<ウィーンでのホームコンサート>


今年の3月から2ゼメスター目が始まり、音楽はもちろんのこと、必修科目の音楽マネジメントや音楽生理学、運動と呼吸といった日本語で授業を受けても難しそうといった授業をドイツ語で履修しなければなりませんでした。

ウィーン国立音大は入学までにB1のドイツ語試験の資格を提出しなくてはいけなかったので、なんとか提出期間までに取得できたものの、いざ入学してみるとドイツ語で書かれた書類1枚理解することから、会話の中で自分の意見を述べることなどはB1を取得した程度では到底歯も立たず、何も言葉を発することができませんでした。

周りの人たちの話すスピードにも初めはついていけず、学校生活を始める上で書類の提出をするにしても事務の担当の人の対応も怖く、まずはじめに語学の面でつまずきましたが、大学に通ううちに友人も増え、ドイツ語を話す機会も増えたことで語学面でも随分と成長できたような気がします。

留学を始めたことで言葉の面だけでなく、音楽面でも様々な国からの友人と言葉や音楽を交わすことで、今まで知らなかった文化を感じることができ、新しい発見がたくさんありました。

室内楽を勉強する機会にも恵まれ、それぞれの解釈を言い合ったり、様々な先生のレッスンを受けたり、一つの方向へ向かって仲間と曲を仕上げていく過程は大変貴重で素晴らしい経験になっていると感じています。

今まで日本で当たり前のように過ごして感じてきた感覚は決して当たり前ではなく、今までの自分は偏った考え方だったんだなと思ったり、逆に日本の素晴らしさに気がつくきっかけにもなりました。

10月から2年目がスタートしますが、このようにして充実した留学生活を送ることができている環境に感謝し、今まで以上にたくさんのことを吸収して精進してまいりたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

<シェーンブルン宮殿の風景>

 

 


外国語でマネジメントや音楽生理学の授業…大変じゃない要素が見つからないですね… ぜひ留学生活での経験が豊富になるようチャレンジしていってください。