奨学生レポート RMFレポート インタビュー

最終レポート(林佑子さん)5/31

林 佑子さん/Ms.Yuko Hayashi
(専攻楽器ソプラノ/soprano)

[ 2018.07.13 ]

学校名:フランツリスト・ワイマール音楽大学大学院

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の林 佑子です。

ワイマールもようやく暖かいお天気が続くようになってきました!朝4時ごろから太陽が沈んで暗くなる夜10時くらいまで、小鳥の囀りが絶えず聞こえてきて、何をするにも本当に心地がよく、清々しい季節です。

<Weidenでのマスタークラス、コンサートを終えて。>

 

皆さま、如何お過ごしですか?

私は、いよいよ修士コンサートに向けて準備を着々と進めているところです!先日、私が学校で学んできたレパートリーの中から60分のプログラムを作りました。

本番が待ち遠しいです!!

 

さて、ここからは近況をお届けいたします。

2月に2つのマスタークラスに参加してきました!

1つ目は、バイエルン州にあるマックス・レーガーゆかりの地ヴァイデンで、Karl-Peter. Kammerlander教授によるドイツリートのクラスを受講してきました。

私たちはR.シュトラウスの《乙女の花》とマックス・レーガーのリートから2曲勉強しました。

Kammerlander教授のレッスンでは毎回、作品のキャラクター、背景、音楽的解釈を細かくお話ししてくださり、作品の世界観がより明確になり、レッスン後はその作品がより近くに感じられるようになりました!

最終日のコンサートは市役所で行われ、会場は地元の方々でいっぱいでした。

 

<マスタークラス その2、コンサートを終えて。>

 

2つ目は、Marien van Nieukerken教授とClaudia Patacca女史による女性作曲家のリートのマスタークラスでした。

私たちが取り組んだのは、Fanny Mendelssohn=HenselとCécile Chaminadeの作品でした。

ソプラノのPatacca女史が、彼女のリートへのアプローチの仕方をお話ししてくださったことがとても印象的で、細かく楽譜を読み込むことの大切さを改めて考えさせられました。最終日は修了コンサートでした。

 

2月末から4月前半まではオペラのプロジェクトでした。

演目はハイドンの歌劇《月の世界》。日本で上演されることが少ないので、あまり馴染みのないオペラかもしれませんね。

稽古はほぼ毎日午前と夕方からの2回で、1か月半の間ほとんどをテアターで仲間と一緒に過ごしました!

 

<歌劇《月の世界》より>

 

1人で稽古する時間が少なかったですが、それでも稽古ごとに新しいアイデアをお互いに持ってきて試したり、仲間の成長に触発されながらの稽古は、本当に充実した良い時間でした。

ハードだったこの稽古期間も、今では懐かしくて恋しくて仕方がありません!

 

<歌劇《月の世界》より>

 

歌手は色んな衣装が着られていいね!と良く言われますが、本当にそう思います(^^)

今回の衣裳も可愛く、また面白くもあり大好きでした!歌手の特権ですね。

仲間、お客さん、舞台の道具、身に付けるもの、色んなものからエネルギーを頂き、また先生や裏方の人たちにも支えられ、本番は最高のチームでの活気あふれる最高の舞台になりました!!!

 

間もなくロームミュージックファンデーションの奨学生期間が終わろうとしています。

現地での色んな方々との出会い、学び、体験・・・音楽はもちろん、私自身を成長させてくれた全ての経験が私の宝物です。

 

ロームミュージックファンデーションの皆様をはじめ、自分の留学生活を支えて下さった全ての方々に感謝を込めまして、本当に有難うございました。

これからも引き続き、テクニックや表現を磨き、また音楽だけでなく様々なことに目を向け、心を澄まし、吸収し、人の心を動かす歌を歌える歌手を目指して精進して参ります!!!

 

 


オペラでは面白い衣装で演じられていますね!いろいろな人が集まって作るオペラは成長するための糧にできるものがたくさんありそうですし、良い経験をされているようで何よりです。 今後ともよろしくお願いします。