奨学生レポート RMFレポート インタビュー

音楽と人との繋がり(小川恭子さん)

小川 恭子さん/Ms.Kyoko Ogawa
(専攻楽器ヴァイオリン/violin)

[ 2018.07.6 ]

学校名: 桐朋学園大学大学院、ザハール・ブロン・アカデミー(スイス)

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の小川恭子です。

日頃の温かいご支援に、心より感謝申し上げます。

 <2017年11月 東京・王子ホールでのリサイタル>

 

この約半年間は、有難いことに様々な演奏の場をいただきました。

特に、2017年11月末に東京・銀座の王子ホールで行ったリサイタルは、私の一年の集大成ともいえる大切なものでした。

現時点での私の精一杯の演奏をお披露目できれば、という思いから少々挑戦的なプログラム構成でしたが、共演していただいたピアニスト青柳晋氏の心強いサポートと、温かい眼差しで聴いてくださる聴衆の皆様に支えられ無事乗り越えることができました。

また、今回のリサイタルには恩師をはじめ、私を小学生の頃から応援してくださる方等も駆けつけてくださり、成長をとても喜んでくださいました。

こうして支えて下さる方々に音楽を通してご恩返しできたことは、感慨深いものがありました。

 

 <室内楽の合わせ等で使う学校の練習室。時には朝から晩まで合わせている事もあります>

 

ソロのみならず、室内楽等アンサンブルの機会もたくさんいただきました。

10代まではひとりで音楽に立ち向かう事に必死でしたが、近年、アンサンブルの醍醐味を実感することが増えました。

それは、自分では気が付かなかった新しい作品解釈に刺激を貰うことであったり、仲間と真剣に音楽へ向かい合い作り上げる時間、演奏会後の達成感を分かち合える瞬間等々。

共演仲間にも恵まれ、とても幸せです。

また、アンサンブルから学んだことはソロに繋がることも多く、自分の中で音楽の奥行きが益々広がっていくような感覚をおぼえます。

 

音楽家は、日々の練習で楽譜と向かい合っている時間は孤独に感じる時もありますが、実は言葉以上に深く人々の心に触れることのできる素晴らしいツールを持っているのではないかと思います。

これからも、音楽を通じてできるだけ多くの方と繋がり、音楽家としても人間としても成長していきたいと思っております。

 

 


様々な人と繋がりあえるアンサンブルは良い勉強になりそうですね。 ぜひ既成の概念にとらわれず、様々なことを吸収していってください!