奨学生レポート RMFレポート ミュージックサロン インタビュー

Bachlor課程を終えて(小山裕幾さん)

小山 裕幾さん/Mr.Yuki Koyama
(専攻楽器フルート/Flute)

[ 2013.09.10 ]

学校名:バーゼル音楽院

ロームミュージックファンデーション奨学生の小山裕幾です。
去る6月下旬に行われた最終試験をもってBachelor課程(日本で言う学部に相当)を卒業することが出来ました。

スライド1

<写真1:スペインのサンタンデール音楽祭にて>

 

音楽学校で勉強するのは人生で初めてだったので、全てが新鮮で刺激的でした。

また留学当初はドイツ語がちんぷんかんぷんで滞在ヴィザを取ったり部屋1つ探すのにも苦労しました。

こういう経験は自分をかなり強くしたと思っております。

 

スライド2

<写真3:バーゼルを訪れた大学時代の友人とライン川で>

 

 

バーゼル音楽院には世界各国から音楽家を志す若者が集まっていて彼等と切磋琢磨出来た事は自分の財産です。

そして彼らから音楽だけでなくその国の文化・風習など多くを学べたことは今後の人生で大きくプラスになると考えています。

そして同時に日本人としてのアイデンティティをより一層強く思うようになりました。

 

今後はもう2年修士課程で研鑽を積みながらオーケストラのオーディションを受け、自分に厳しく、真摯に音楽に取り組んでいきたいです。

 

スライド3

<写真2:フルートクラスのパーティ>

(フルートクラスの男女比は現在1:11(笑))

 

 


8月29日の「奨学生コンサートVol.2」では素敵な演奏をありがとうございました。 音楽を学ぶために留学をして、やはり大変なのはその土地での生活ですね。日本で言葉を勉強していっても現地では通じなかったり、理解できなかったり…というのは海外留学を経験された方が良く仰います。そういった苦労もその土地の文化をより近くで肌で感じることができ、様々な意味で勉強になるのですね。今後の修士課程も頑張ってください!