奨学生レポート RMFレポート インタビュー

最終レポート(水野優也さん)7/1

水野 優也さん/Mr. Yuya Mizuno
(専攻楽器チェロ/cello)

[ 2018.08.7 ]

学校名:桐朋学園大学

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の水野優也です。
いつもご支援をいただき、ありがとうございます。

奨学生としての生活も、もうすぐ1年を終了しようとしていて、時の流れを早く感じると共に充実した時間を過ごすことができました。

読響との共演:2/3 めぐろパーシモンホール>

今年2月に、私の十代最後の日と二十歳の誕生日当日の二日間にわたって、ドボルザークのチェロコンチェルトの演奏会がありました。

昨年11月にも既に演奏はしていたので、その時期から大友直人先生、読売日本交響楽団の皆様と弾くことを常に想像しながらイメージを膨らませて、今か今かと楽しみに練習に打ち込んできました。

嬉しいことに東京、福島の会場は2日間ともほぼ満員のお客様。

おかげさまで無事に成功を収めることができました。

チェロの名曲を素晴らしいオーケストラ、指揮者と演奏できて本当に幸せなひとときでした。

また一回り二回りと、スケールの大きな演奏を目指していきたいと思いました。

 

5月には、ドイツのドレスデンで行われたドレスデン音楽祭に参加することが出来ました。

今年は特にチェロのプログラムが充実していたようで、世界中から集まった信じられないほどのスーパースターのチェリストたちのコンサートがたくさん開催されました。

これらを聴きに行くだけでも、わざわざドイツに行く価値があると思われるものばかりです。
そこで、マスタークラスも同時に開催されており、嬉しいことにビデオ審査を通過し、スカラシップを得て参加することができました。

ヘルメルソン、ゲリンガスの両氏の大変情熱的で素晴らしいレッスンを受け、音楽の世界、幅が広がるような感覚になりました。

他の受講生も有名で上手な生徒ばかりなので、それはそれは聴いていて楽しく、勉強になるレッスンでした。

 

<ドレスデン音楽祭:コンサートが行われる Palais im Großen Garten へ向かう途中 >

 

前述した演奏会では、バッハの無伴奏チェロ組曲を6人が1曲ずつ演奏、ベートーヴェンのチェロソナタを5人が1曲ずつ演奏など、本当に贅沢な演奏会ばかりで、極めつけは最終日の「チェロの夜」というコンサート。
マイスキー、ゲリンガス、ヘルメルソン、ワイラースタイン、ペレーニ、モニゲッティ、ポルテラ、ミュラーショット、アフナジャリャン etc…書ききれないほどのスーパースターの独奏やアンサンブルで、なんとコンサートは4時間半にも及びましたが、誰も飽きることなく、最後はスタンディングオベーションでした。

贅沢な一週間を過ごすことができました。

 

そして6月末、ハンガリー・ブダペストのリスト音楽院の入試を受けてきました。

9月から巨匠ミクローシュ・ペレーニ氏の下で学ぶこととなりました。和かで落ち着いた街並み、時間の流れがゆっくり感じる、何となく自分に合ったようなこの地で学べることを今から楽しみにしています。

成長して、またレポートで報告できればと思います。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

 


巨匠たちによる4時間のコンサート…長さを感じさせない素晴らしいステージだったのでしょうね。 今後の学ぶ場所が決まったということでおめでとうございます!新しい環境で素晴らしい経験ができますように。