スカラシップコンサートVol.10、11開催!(その2)
RMFレポート
[ 2016.08.9 ]
8月4日に続いて、8月5日にスカラシップコンサートVol.11を開催しました。また、同日には奨学生の認定式、報告会も開催し、奨学生からの報告やこれからの抱負を発表しました。
コンサートの前に奨学生の認定式・報告会が行われました。
ローム ミュージック ファンデーション理事、ローム株式会社代表取締役社長の澤村諭より、2016年度奨学生へ認定証の授与が行われた後、奨学生から成果報告や抱負を発表しました。
留学中にあった出来事は大変ではありますが、本当に充実しているようで、たくさん興味深いお話を聞くことができました。
そして、コンサート会場へ。
まずはじめにヴァイオリンの岡本誠司さんと昨日ソロを披露したピアノの反田恭平さんによる演奏で、プロコフィエフの「ヴァイオリンソナタ第1番」が披露されました。
続いてチェロの上野通明さんがラフマニノフの「チェロソナタ」を披露。伴奏は同じく反田恭平さん。
そしてつい先日、モントリオール国際音楽コンクールで第1位を取ったヴァイオリンの辻彩奈さんの演奏で、べリオの「バレエの情景」等を披露しました。
休憩後、ヴァイオリンの坪井夏美さんがイザイの「無伴奏ヴァイオリンソナタ第4番」の演奏。
昨日伴奏でも登場したピアノの小林海都さんのソロで、ドビュッシーの「喜びの島」等を披露しました。
そして最後はサクソフォーン奏者の中島諒さんの演奏で、ボザの「イタリア幻想曲」等を披露。
ちなみに伴奏は反田恭平さん。自身のソロも含めると4回目の登場でした!
この日も大きな拍手でコンサートは終演しました。
奨学生にとって、同年代の若い音楽家との交流は刺激的になったのではないでしょうか。
若手とはいえ、実力派が揃ったこのコンサートはお客様にも大変楽しんでいただくことができました。
ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
スカラシップコンサートは8月20日にVol.12を開催予定ですが、好評につきチケットが完売となってしまいました。
コンサートの様子はまたブログでお伝えします!お楽しみに!