赤坂 智子 Tomoko Akasaka (ヴィオラ)

<出演にあたってのコメント>
2020年のほとんどをホームタウンであるベルリン、自宅で過ごすという滅多にない経験をしてみるといかに文化というものが人々の生活から切り離せないか、ということを身に染みて感じました。 それは文学であり、映画であり、舞踊であり、音楽であり実に多彩でしたがすべてがいわゆる1番大事なこととされてきている経済からは一見とても離れた世界にありました。でもそれこそが私が私を新しく作り出す、変化させる源であるということを再確認できました。
今、またこの演奏する、音楽で人と何かを分かち合うという世界に戻れることをとても嬉しく思います。
そして、皆様がこの芸術の氷河期であった一年を越えてまた足を運んで下さることにも感動、感謝する気持ちで一杯です。

©Jumpei Tainaka