渡邉 玲雄 Reo Watanabe (コントラバス)

<出演にあたってのコメント>
このたびは、ローム ミュージック フェスティバル2020に出演させていただき、ありがとうございます。日本のクラシック界を背負って立つ、若く優秀な演奏家の皆さんと共演できるのが、とても楽しみです。約20年前、小澤塾ではオペラ『フィガロの結婚』を演奏しました。小澤征爾さんの指揮で、毎日のリハーサルで自分のキャパの120%、いや200%を常に求められて、それに応えていなかで、アンサンブルの基礎、オーケストラのいろはを教わり、その後ヨーロッパでのオペラや日本でのオーケストラでの自身の活動に大いなる糧となりました。これからも小澤塾やこの音楽祭が、音楽家を志す若きすべての学生にとって憧れであり、目標であり続けると思います。そのような貴重な経験を得ることに対して、多大な援助をしていただけるローム ミュージック ファンデーションのご支援、心より感謝申し上げます。