泉原 隆志 Takashi Izuhara (ヴァイオリン)

<公演後コメント>
今年のローム ミュージック フェスティバルも大変豪華なソリストとの共演がとても刺激的でした!今回の公演で1番印象に残っているのが、滅多に演奏されることのないチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番です。第2楽章に長大なヴァイオリンソロがあるのですが、ホールの響きに助けられ気持ちよく演奏することができました。今回この曲を演奏してみて、改めて作品の素晴らしさを実感しました。もっと演奏されるべき曲なのではないかと思いました。機会があればぜひまた演奏したいです。ロームシアターでの演奏では、ホールに自分が馴染んできているのか、回を増すごとに弾きやすさが増すような気がしています。来年のローム ミュージック フェスティバルも楽しみにしております!

<出演にあたってのコメント>
今回のローム ミュージック フェスティバルでは、名曲ベルリオーズの幻想交響曲を演奏します。幻想交響曲は私の大好きな曲で、美しい音楽の中に暗い影のあるこの曲を、京都市交響楽団と阪 哲朗さんとのコラボでどのような味付けにしていくのかとても楽しみです。迫力のあるサウンドをお届けできるかと思います。また、ソリストにベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団のコンサートマスターの日下 紗矢子さんとピアニストの反田 恭平さんをお迎えします。世界第一線で活躍されるお二人との共演が楽しみです。また、反田 恭平さんが演奏されるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番は滅多に演奏されることのない曲なのですが、非常に美しい曲となっています。ヴァイオリン(コンマスソロ)とチェロによる長い二重奏にもご注目ください!どうぞご期待ください!