菊本 和昭 Kazuaki Kikumoto (トランペット)

<公演後コメント>
ローム ミュージック フェスティバル 2018を終えてまずはこのような演奏機会を与えてくださった、ローム ミュージック ファンデーションの皆様に感謝申し上げます。そして運営に携わっておられた(株)1002の皆様にも。 クラシック音楽愛好家の方々の中でも、金管アンサンブルに興味を持っていらっしゃる方はそんなに多くないかもしれません。しかし、当日は沢山のお客様に足をお運びいただけて大変感謝しております。 演奏の内容は…手前味噌ながら、とても楽しいものに仕上がっていましたね!私自身、舞台上で楽しさを感じる本番は数少ないものですが(本番中は真剣に集中してますからね!)、この日はその数少ない中のひとつになり、お客様の反応の良さにも助けられ、終演した瞬間には心地よい疲労感と達成感が溢れてきました。
最高のメンバーと作り上げたあの瞬間、これからも大事に忘れないようにしたいです。今回のために編曲してくれた井澗氏にも改めて拍手を。特にラプソディ・イン・ブルーはいますぐ出版して、世に広めないと!と強く思うほどの質の高いものでした。
今回集まったメンバーは、国内外を問わず、年齢的にも少なくともこれからのクラシック音楽界の10〜20年を支えていく旬のオーケストラ・プレイヤー達です。そういったプレイヤーとともに演奏できたことを誇りに、また今後も精進して参ります。
最後に、これからもクラシック音楽界の繁栄を願い、またこのローム ミュージック フェスティバルが10年も20年もさらに継続して行くことを願っています(再演依頼、随時受け付けております!)。ありがとうございました。

<出演にあたってのコメント>
ローム ミュージック フェスティバル2018において演奏させていただけること、非常に光栄に感じております!
個人的には15〜30歳までを過ごした京都で、しかも青春の思い出が詰まったロームシアター京都で演奏できるのは言葉では表現できないような思いです。
さて、今回は日本各地から金管・打楽器の名手たち13名が集い、皆様に楽しいひと時をお届けいたします。
このメンバーがそろうのは(ひとまず)今回限り、まさに一期一会でございます。もしかしたら誰よりも私がワクワクしているのかもしれません!

©Akira Muto