松原 友 Tomo Matsubara (テノール)

<公演後コメント>
ローム ミュージック ファンデーションの奨学生としてミュンヘンとウィーンで研鑽を積み、音楽に囲まれた夢のような生活を過ごしました。その後日本へ帰り、多くの舞台で歌わせて頂く機会を得て無我夢中で走り続けてまいりましたが、今回のローム ミュージック フェスティバルは留学とその後の成果を披露するべく、私にとってこれまでの本番の中で最もプレッシャーのかかる公演となりました。今は終えることが出来て心からホッとしています。世界の第一線で活躍を続ける同世代の共演者の皆様と公演を作ることは大きな喜びとなり、音楽から強い刺激を受け、新たな日々を歩むための心の糧を与えられました。このような機会を与えて下さり、留学時代だけでなく今も私を育てて下さっているローム ミュージック ファンデーション様には感謝の気持ちが絶えることはありません。無我夢中で走り続ける日々はこの先も暫く続くと思いますが、音楽を通して世の中のお役に立てるよう、日々精進してまいります。

<出演にあたってのコメント>
ローム ミュージック ファンデーションから奨学金をいただいて勉強をさせていただいた期間は、ヨーロッパの地で音楽のことだけを考えることができ、人生において最も自分自身に向き合ったかけがえのない時間でした。現在は関西を中心に演奏や教育活動に携わっておりますが、ロームシアター京都で素晴らしい共演者の皆様と出演させていただけることを非常に光栄に思っております。感謝の気持ちを胸に精一杯歌わせていただきます。