吉田 誠 Makoto Yoshida(クラリネット)

<公演後コメント>
今回の演奏は特に充実感を覚えるものとなりました。長年お世話になっているローム ミュージック ファンデーション様がロームシアター京都で開催する音楽祭の記念すべき1回目であった事に加え、この豪華なフェスティバルのトップバッターを光栄にも務めさせていただく事に対して、実は多くのプレッシャーと責任を感じておりましたが、ホールの素晴らしい音響や京都の温かなお客様に迎えていただき、スタッフの皆様のきめ細やかなサポートをしていただいたお陰で、楽しんで、そして集中して演奏することができました。今後の音楽人生の中で、またこの様な素晴らしい総合文化ホールである、ロームシアター京都で演奏するチャンスがあるかもしれないと思うと、エキサイティング!という気持ちであり、更に勉強を重ねていくモチベーションにもなります。パリ、そしてジュネーヴへの留学支援に加え、指揮セミナーでも長年にわたり勉強させていただき、ローム ミュージック ファンデーション様には感謝してもしきれないほど、温かいサポートをしていただいておりますが、今回もこの様な貴重な演奏機会を与えていただいたことに心より御礼申し上げます。

<出演にあたってのコメント>
このクロンマーのドッペル・コンチェルトは僕にとって大変思い出深い曲で、2014年に元ウィーン・フィルの首席奏者であるペーター・シュミードルさんと共演させていただき、多くのインスピレーションを貰いました。大好きな京都、そして新しくできたロームシアター京都で演奏できることを心から楽しみにしております。

©Akira Muto