ローム京都駅前ビルが省エネ大賞「資源エネルギー庁長官賞」を受賞!

財団法人省エネルギーセンター主催(経済産業省後援)の平成23年度省エネ大賞において、資源エネルギー庁長官賞を受賞いたしました。今回の受賞は、ローム京都駅前ビルのリニューアルと運用、改善が省エネ事例として評価されたものです。
「省エネ大賞」とは、経済産業省の後援により財団法人省エネルギーセンターが、国内の企業・自治体・教育機関等における省エネ活動や技術開発等による先進型省エネ製品、ビジネスモデル等を表彰するものです。今年度は「省エネ事例部門」、「製品・ビジネス部門」の2部門で表彰が行われました。
ロームは半導体メーカーであり、工場では省エネ法に基づきエネルギー原単位の低減に取り組んでいますが、一方、事務所ビルではエネルギー管理の欠如、設備の老朽化、エネルギー多消費といった問題が顕在化していました。
そのため、工場で培った省エネ技術を築33年のローム京都駅前ビルの省エネ改修に展開。計画段階から運用、改善に至るまで主体的かつ積極的に携わり、省エネルギーを推進し大幅なエネルギー削減を実現しました。
全面リニューアルにおける省エネ改善コンセプト
  • ※1 ダブルスキン : 窓際の温熱環境向上や空調電力低減のために建物の窓や外壁を複層化した構造
  • ※2 ナイトパージ : 夜間に温度が下がった外気を室内に取り入れ、昼間に蓄積された熱を放出することで、翌朝の冷房負荷を軽減する方法のこと
  • ※3 BEMS : Building Energy Management Systemの略で建物の電力消費を監視制御するシステム
  • ※4 デマンド制御 : 一定電力量を超えないように負荷設備を制御すること
概要

工場から事業所ビルへのPDCA展開

1次エネルギー原単位
【目標計画値▲30%に対して運用改善により実績値▲44%を達成

エネルギー原単位比較

取締役 管理本部長 山崎と総務部 施設管理室参事 柳瀬
エネルギー原単位比較

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