IoT技術情報サイト

エンジニアに直接聞く

センサ評価キットがIoT機器のTime-to-Marketを加速 Part 2

プロトタイプ開発用だが
用途が異なる2つの評価ツール

注目ワード
  • センサ評価キット
  • センサメダル
  • Arduino Uno
  • Lazurite
  • mbed
  • オープンプラットフォーム
  • プロトタイプ
  • 電波法認証取得済み
  • Bluetooth® low energy対応モジュール
  • 16bitローパワーマイコン
  • スマートフォン
  • タブレット
  • Androidアプリ
  • ウェアラブル機器

-それでは、センサ評価キットについて教えてください。最初に概略を説明いただけますか?詳細はそのあとで、個々に伺います。

ロームのセンサ評価用ツールは、現在2種類用意されています。一つは「センサ評価キット」で、もう一つは「センサメダル」とネーミングした評価キットです。簡単にまとめた表がありますで、これを使って概略を説明します。

  センサ評価キット センサメダル
品名 SensorShield-EVK-002 SensorMedal-EVK-001
用途 電子工作、幅広い機器のプロトタイプ開発用 ウェアラブル、IoT機器などローパワーシステムのプロトタイプ開発用
特長 ・Arduino、Lazuriteなどオープンプラットフォーム上で動作
・機能の拡張が容易
・幅広い応用が可能
・扱いやすいサイズ
(センサモジュール:20mm×20mm、
シールド:62mm×87mm)
・スマホ、タブレットと連動可能
・マイコン搭載にて単体動作が可能
・無線機能搭載
・応用先が明確
・サイズが小さい(φ33mm)
・低消費電力で動作可能
搭載
センサ
加速度、気圧、地磁気、照度・近接、カラー、磁気、温度、脈波の計8種 加速度、気圧、地磁気、角速度(ジャイロ)の計4種
イメージ graf_20171128_05

「センサ評価キットSensorShield-EVK-002」は、近年、広く利用されているArduino Uno、Lazurite、mbedなどのオープンプラットフォームに対応した評価キットです。加速度、気圧、地磁気、照度/近接、カラー、磁気、温度、脈波の8種のセンサモジュールと、Arduinoなどとの接続用にセンサシールドがキットに含まれています。また、単体販売になりますが脈波センサモジュールが追加されています。

オープンプラットフォーム上で動作するので、例えば無線などの機能拡張が簡単で、様々なアプリケーションを想定した評価が可能です。また、評価しやすいようにモジュールは20mm×20mm、センサシールドは62mm×87mmになっています。表の最後にイメージとして写真があります。

-この「センサ評価キット」は、主にどのような用途を想定していますか?

機器開発に向けた個々のセンサおよび組み合わせでの評価はもちろんですが、機器の初期段階でのプロトタイプや、電子工作などの教育教材にも適しています。

-他に提供されるものはありますか?

ロームのウェブサイトの該当ページから、各センサのデータシート、マニュアル、ソフトウェアをダウンロードできます。

-では、もう一つの「センサメダル」のほうを。

センサメダルSensorMedal-EVK-001」は、写真の通り円形をしており、そこから「メダル」の名を付けました。モーションセンシングに必要となる、加速度、気圧、地磁気、角速度(ジャイロ)の計4つのセンサを搭載しています。さらに、電波法認証取得済みのBluetooth® low energy対応モジュール、16bitローパワーマイコンを搭載した評価キットです。

-こちらは、無線モジュールも搭載してあるのですね。

そうです。モーションセンシングが必要なウェアラブル機器としての使用を、ある程度具体的にイメージして作りました。この想定では無線機能は必須です。Bluetooth low energy対応モジュールと、16bitローパワーマイコンを選択は、低消費電力を強く意識しており、サイズもφ33mmと非常に小さくなっています。

-と言うことは、用途はウェアラブル機器などを想定していると言うことですか?

ウェアラブル機器など、低消費電力のIoT機器のプロトタイプ開発用に使ってもらうことを考えています。また、スマートフォンやタブレットで評価するためのAndroidアプリも公開しており、実使用を想定した評価が簡単にでき、開発の手間を大幅に減らすことができると思います。

-ちなみに、どのくらいの時間があれば評価を始めることができますか?

実際に評価キットを手にしてから、とりあえず動かしてみるということであれば、接続をして、評価用アプリをダウンロードすれは、すぐに評価を始められます。3分と言いたいところですが、5分から、かかっても10分以内に動かすことができます。

-そんなに簡単なんですか! では、それぞれの詳細についてお聞きします。

技術資料ダウンロード