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イベント

ロームは、2018年4月18日~20日に開催されたTECHNO-FRONTIER2018に出展し、産業分野を中心とした様々な展示とデモ、そしてエンジニアプレゼンテーションを数多くの来場者の方々にご覧いただきました。

今年は、「産業機器の省エネ/高効率化」をテーマに「モータドライブ」、「パワーデバイス」、「電源」の各カテゴリに向けた半導体ソリューションを中心に、パワーアプリケーションの小型化と省エネのキーソリューション「SiCパワーデバイス」、ロームの最先端電源技術「Nano Pulse Control®」、近年注目の産業IoT「マシンヘルス」の3つの特設コーナーを設けました。

また、プレゼンテーションステージでは、「最先端電源Nanoシリーズ」、「高効率化に貢献するSiCパワーデバイス」、「16直列までのバッテリマネジメントシステム」、「モータコントロール技術」の4つテーマについて、実際のエンジニアがプレゼンテーションを実施しました。

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USB Power Deliveryシステムに最適な昇降圧充電制御IC

BD99954MWVおよびBD99954GWは、USB充電とWPC Qi規格などのワイヤレス充電といった2系統の充電入力を採用している、1~4セルのノートPC、タブレットなどのバッテリシステム用昇降圧充電制御ICです。

3.8V~25Vと広い電圧範囲を備えた昇降圧型としたことで、最大20Vを出力する最先端のUSBPD(USB Power Delivery)にも対応します。入力切り替え機能と充電機能の両方を搭載しことで、マイコンや切り替え用のMOSFETなどが不要で省スペースです。

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ロームの最先端電源「Nanoシリーズ」

DB9V100MUFは、Nano Pulse Control®により業界最小*1の最小オン時間9nsを可能にした同期整流降圧DC/DCコンバータです。2MHzの高速スイッチングにおいて、従来は不可能だった24:1という高い降圧比が可能になり、例えば48Vから直接3.3Vや2.5Vに降圧が可能です。2段の降圧が必要だった高降圧比アプリケーションで電源の数を1つにでき、部品数とスペースを大幅に削減できます。(*1:2017年7月ローム調べ)

BD70522GULは、Nano Energy®技術によって世界最小*2180nAの消費電流を実現した、スイッチングトランジスタ内臓の降圧コンバータです。軽負荷時にも高効率を維持し、待機時の電力消費を大幅に改善できます。バッテリ駆動のIoT機器のキーワード、「コイン電池で10年駆動」を実現可能です。(*2:2018年1月ローム調べ)

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第4世代ファストリカバリダイオード。低リカバリノイズ、低VFを実現

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ロームのファストリカバリダイオード(FRD)は、第4世代の開発が進んでいます。RFSシリーズは、従来の高速リカバリ速度(逆回復時間)trrを維持しリカバリ時に発生するノイズを低減したタイプで、損失とEMCを低減します。RFLシリーズはさらなる低VFを低IR実現したタイプで、損失低減に寄与します。どちらも、エアコンなど家電や大型サーバ、コンプレッサなどの電源PFC回路において効率の改善に貢献します。

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世界初*3 SiC-MOSFET内蔵、1700V高耐圧AC/DCコンバータIC

BM2SCQ121Tは、世界初のSiC-MOSFETを内蔵したAC/DCコンバータICです。内蔵のSiC-MOSFETは1700V/4Aで、低ノイズで高効率な擬似共振方式を採用しています。SiC-MOSFETの最大の特長である低損失特性と擬似共振方式により、最大で6%*4の効率向上が可能です。また、保護機能など必要な機能を内蔵しているので、非常に小型で高効率なAC/DCコンバータを構築できます。インバータ、サーボ他、産業機器用電源に適しています。(*3:2017年5月ローム調べ。*4:同等制御ICにてロームが評価)

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