AC-DC コンバータ|基礎編
量産設計、評価、出荷検査
2014.05.27
この記事のポイント
・試作評価ではレイアウトに起因する問題など、図面からが予測できないトラブルが発生する可能性がある。
・動作マージンについては必ずチェックする。マージンがない設計は量産品の歩留まりなどの問題を起こす。
デバックや最適化が終われば、量産に向けての判断をします。この時に、要求仕様を完璧に満足できない場合があります。その際には、どうしても譲れない仕様を満たすために再設計が必要になったり、何かを少し妥協して全体として目標に近づけるトレードオフの検討が必要になる場合があります。
以上、手順と確認項目を示しましたが、おおよそこのような順序で設計を進められれば良いかと思います。いずれにしても、きちんとした計画と臨機応変な対応の両方があって設計は進捗します。