南大門の正面には、
平安京の威厳を伝える金堂。
  南大門は明治28年(1895年)、平安遷都1100年記念事業の一つとして三十三間堂の西門を移築した門で、重要文化財に指定されています。
この門をくぐると、正面には金堂・講堂・食堂・北大門の各建物が一直線に配置されています。
最初に目に入る金堂東寺の本堂で、あらゆる病から人々を守るとされる薬師如来(やくしにょらい)と日光・月光(がっこう)の両菩薩を本尊に祀り、国宝に指定されています。
東寺の創建時、最初に工事を始められたのが金堂でした。以後600年以上もの間、都の玄関口でその威風堂々とした姿を残してきました。しかし、文明18年(1486年)に焼失し、現在の金堂は慶長8年(1603年)に豊臣秀頼が規模や位置関係も創建当時のままに再建しました。そのため、屋根の中央部が一段切り上げられた独特の建築様式を備え、桃山時代の代表的な建築物といわれています。
   
   
南大門
南大門
金堂
金堂
南大門   南大門から望む金堂   金堂
南大門   南大門から望む金堂   金堂
 
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