ローム ミュージック ファンデーションは、
音楽を通じて豊かな文化を作ることを目指しています。

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ローム ミュージック フレンズの活躍

1991年の設立以来、ローム ミュージック ファンデーションはこれからの音楽界を担う若い音楽家たちの夢をサポートしています。支援してきた多くの奨学生の方々が、「ローム ミュージック フレンズ」として、共に多くの方々に音楽を届ける仲間となり国内外で活躍しています。

白石 悠里子 (Yuriko Shiraishi)

音楽学/musicology  (奨学金受給年度 2012,)

プロフィール及び近況

武蔵野音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。同大学大学院修士課程音楽学専攻修了。2016年同大学大学院博士後期課程満期退学。2012年に渡仏後、2013年パリ=ソルボンヌ大学大学院修士課程(Master 2)修了。2018年12月、G. フォーレのピアノ室内楽の分析研究をテーマにした論文により、同大学大学院博士課程修了。博士(音楽学)。これまでに音楽学を寺本まり子、J.-P. バルトリ、ピアノを井家上真知子、宮澤晴子、J. ツェグレディ、可児亜理の各氏に師事。日本音楽学会、フランス音楽分析学会(Société Française d’Analyse Musicale)各会員。現在、公益財団法人北区文化振興財団非常勤職員。

奨学金給付期間中の思い出

2012年秋からパリ=ソルボンヌ大学の修士課程へ留学し、ガブリエル・フォーレの作品研究をしています。修士論文の準備はもちろんですが、必修のゼミや授業への参加を通して今まで知らなかったフランスの作曲家の作品に触れたり、違った視点や方法論で音楽を捉える機会を持てたことは、非常に新鮮で興味深く感じています。併せて、これらの経験が今後博士論文を執筆する際に有益なものとなるだろうとも確信しています。

これまでの奨学生のご紹介

1991年の設立から現在まで支援してきた奨学生のプロフィールや奨学生当時の思い出など