ローム ミュージック ファンデーションは、
音楽を通じて豊かな文化を作ることを目指しています。

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ローム ミュージック フレンズの活躍

1991年の設立以来、ローム ミュージック ファンデーションはこれからの音楽界を担う若い音楽家たちの夢をサポートしています。支援してきた多くの奨学生の方々が、「ローム ミュージック フレンズ」として、共に多くの方々に音楽を届ける仲間となり国内外で活躍しています。

喜多宏丞 (Kosuke Kita)

ピアノ/piano  (奨学金受給年度 2012,2014)

プロフィール及び近況

東京藝術大学、同大学院修士課程を経て博士課程修了。博士号取得。カールスルーエ音楽大学に留学。パリエコールノルマル音楽院高等演奏ディプロム取得。第77回日本音楽コンクール優勝をはじめ、ピティナG級金賞、エウテルペ国際、イスキア国際、アジア国際、大阪国際、横浜国際、カラーリオ国際各コンクール第1位、東京藝大同声会賞、京都芸術祭新人賞、読売新人賞、ABC新人コンサート最優秀賞など受賞多数。各種演奏会出演の他、論文執筆、ミュッセより編曲楽譜発売、ピティナピアノ曲事典に演奏動画提供。2018年国民文化祭での演奏に対し天理市長より感謝状を贈られる。2019年ゲヴァントハウス弦楽四重奏団と共演する。2020年NHK「FMシアター」のピアノ演奏を担当する。東京藝術大学非常勤講師、エリザベト音楽大学専任講師を経て、現在、大分県立芸術文化短期大学専任講師、京都市立芸術大学非常勤講師を務める。

奨学金給付期間中の思い出

東京藝術大学博士課程在学中の2012年と2014年にご支援いただき、演奏活動を続けながら、セザール・フランクについて有意義な博士研究成果を残すことができました。その研究経験を活かして、勤務先の京都市立芸術大学では山田耕筰について、大分県立芸術文化短期大学では瀧廉太郎について、それぞれ研究紀要論文を執筆し、大学のリポジトリで公開していただいています。ご支援いただいていた期間は、その後の演奏および研究の原点になっていると感じます。あらためて感謝申し上げます。

これまでの奨学生のご紹介

1991年の設立から現在まで支援してきた奨学生のプロフィールや奨学生当時の思い出など