ローム ミュージック ファンデーションは、
音楽を通じて豊かな文化を作ることを目指しています。

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ローム ミュージック フレンズの活躍

1991年の設立以来、ローム ミュージック ファンデーションはこれからの音楽界を担う若い音楽家たちの夢をサポートしています。支援してきた多くの奨学生の方々が、「ローム ミュージック フレンズ」として、共に多くの方々に音楽を届ける仲間となり国内外で活躍しています。

柴田 彩子 (Ayako Shibata)

ピアノ/piano  (奨学金受給年度 1995,1996,)

プロフィール及び近況

桐朋女子高等学校音楽科を卒業。桐朋学園大学を主席卒業後、同大学研究科修了。フランスマルセイユ地方音楽院にて研鑽を積む。 1994年 第2回浜松国際ピアノコンクール(浜松市、財団法人浜松市文化振興財団主催、外務省、文化庁、静岡県の他、新聞社、放送局、音楽書籍、出版社などが後援)第3位入賞(必ず掲載して頂きます様お願い致します) 1995年 第12回ポルト市国際音楽コンクールにて第1位、並びにドビュッシー作品賞受賞。 1998年 ブゾーニ国際ピアノコンクール セミファイナリスト。 1999年 第2回安川加壽子記念コンクール第1位、並びに安川加壽子音楽賞受賞。 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール日本委員推薦演奏会、第14回横浜市招待国際ピアノ演奏会に出演。国際音楽祭ヤングプラハにてプラハ室内管弦楽団と共演。浜松、東京、大分、ポルト市にてソロリサイタル。 フランス、ラジオフランスミュージックの番組にて恩師ジャック・ルヴィエ先生とラヴェルの作品を共演し、生放送される。 浜松交響楽団、中野区民交響楽団、いわき交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と共演。

奨学金給付期間中の思い出

フランスで憧れのジャック・ルヴィエ先生に師事し、マルセイユにレッスンに通いながら、フランス、ヨーロッパで5年間の生活を送りました。 毎日の様にオペラ座やオペラ・コミック、劇場に通い、また美術館を訪れ、オペラやバレエ、ダンス、絵画、彫刻等を鑑賞し、人々の生活の中に芸術が息づいている事を感じ、生の音楽に触れる喜びを享受しました。 ジャック・ルヴィエ先生には、先生の温かいお人柄から音楽で生きる喜び、悲しみを表現する事、どの様にピアノをうたわせ、語るのかを学びました。 私が人格を形成する上において、先生の人間としての温かさは最も尊敬申し上げるもので、先生との5年間は私の宝物です。 特に、ラジオ番組で共演させていただいた事は忘れられない思い出です。

これまでの奨学生のご紹介

1991年の設立から現在まで支援してきた奨学生のプロフィールや奨学生当時の思い出など