富岡 明子 Akiko Tomioka (メゾ・ソプラノ)

<公演後コメント>
春の京都での音楽祭は、会場やお客様の雰囲気も心なしか明るく軽やかで、私も心地良い緊張感のなか、とても楽しい本番となりました。奨学生としての時間を終えて、その後も、こうして自分の学びを試す機会を与えていただけることに、ローム ミュージック ファンデーション様が如何に長い時間をかけて私たち演奏家を育てて下さっているかを、改めて実感いたしました。心より感謝申し上げます。

<出演にあたってのコメント>
兵庫県で生まれ育った私にとって、京都はいつも身近で美しく懐かしい街でした。
その京都が、ローム ミュージック ファンデーション様と小澤先生とのご縁から学びの地となり、ローム奨学生としての留学を経て、今度は演奏者としてまたこの地で音楽の経験を重ねていかれることに、大きな喜びを感じております。今回のプログラムは、イタリア・日本それぞれの特色に富んだものを選びました。午後のひと時、メゾ・ソプラノの競演を楽しんでいただけましたら幸いです。