奨学生レポート RMFレポート インタビュー

卒業試験

本多 啓佑さん/Mr. Keisuke Honda
(専攻楽器オーボエ/oboe)

[ 2013.03.6 ]

学校名:ハンブルク音楽演劇大学

ロームミュージックファンデーション奨学生の本多啓佑です。ハンブルクは雲に覆われたドイツらしい天気が続いています。

コピー ~ 卒業試験後(私が師事している)ベアーテ先生と共に

今日は2月11日に行われた公開卒業試験について書かせて頂きたいと思います。

私の在籍しているハンブルク音楽演劇大学・大学院の卒業試験は公開試験と非公開試験の計二回あり、この公開試験は現代曲と室内楽曲を含む2時間のリサイタルをするというのが課題でした。場所は、ハンブルク市内にあるLaeiszhalleの小ホールです。このホールはとても響きが良いホールでずっと憧れていた場所でもありました。本番前はとても緊張していましたが、先生がViel Spaß、toi toi toi(たくさん楽しんでね!)と声をかけてくれたり、心優しい友人がおにぎりを差し入れてくれたりしてとても気持ちが落ち着きました。

 

卒業試験後(私が師事している)ベアーテ先生と共に

 

毎回レッスンで先生が、本番で緊張しすぎる私に「良いホールで美しい音を、そして美しい音楽を奏でられる喜びや幸せを聴いている人に教えてあげるのよ!」と言っていましたが、この日身をもって実感することができました。とても暖かい観客のみなさまに迎えられ、試験というのを忘れてずっと吹いていたいという幸福感に包まれながら、いい緊張の中吹くことができました。

 

今後も先生の言っていたことやこの体験を忘れずに楽器を吹いていきたいと思います。

試験後の打ち上げでオーボエ科のパウルス教授とオーボエ科の学生と共に


「美しい音楽を奏でられる喜びや幸せを聴いている人に」という先生のアドバイス通り、本多さんの気持ちが伝わったのではないでしょうか。音楽家の伝えたい気持ちが、聴衆まで届くという理想の演奏だったようですね。 これからも本多さんの演奏を多くの方に聞いてもらえるように頑張ってください! それにしても2時間のリサイタルの試験…すごいですね…。