奨学生レポート RMFレポート インタビュー

ロシアの作曲家による作品の研究(千葉水晶さん)

千葉 水晶さん/Mr.Mizuki Chiba
(専攻楽器ヴァイオリン/violin)

[ 2018.04.20 ]

学校名:ブリュッセル王立音楽院

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の千葉水晶です。
ローム ミュージック ファンデーションさまにご支援頂き、充実した勉強ができることに感謝しています。

<学校前のプチ・サブロンにて>

 

ブリュッセルは僕にとって3度目の長い冬に入りましたが、今年は例年に比べ少し気温が高く感じます。

この半年は国際コンクールへの挑戦とロシアの作曲家による作品の研究に力を入れて勉強しました。

 

9月より、ブリュッセル王立音楽院ではヴァレリー・オイストラフ先生に教えて頂く事になり、以前から興味を持っていた多くのロシアの作曲家による作品をレッスンして頂きました。
先生はとても温かい穏やかな人柄の方で、僕が以前ザハール・ブロン先生 (ブロン先生はヴァレリー・オイストラフ先生のお父さまの、イゴール・オイストラフ先生の門下生です) のマスタークラスで教えて頂いた弾き方で演奏した際に「私の父はこの曲をそう弾かせたけれど、私はそれは良いと思わない」などとユーモアのある事をおっしゃって笑わせて下さったり、ロシアの話を色々として下さったり、先生にしか出来ないご祖父さまやお父さまのお話は興味深く、大変良い勉強になり毎回楽しいレッスンとなっています。

 

<オイストラフ先生と>

 
室内楽でもプロコフィエフやショスタコーヴィチ等、ロシアの作曲家の作品を中心にいくつかの編成を組み、練習を重ねています。
特に先日から練習を始めた曲は、ショスタコーヴィチがオイストラフ先生のご祖父さまの60歳のお誕生日のために作ったヴァイオリン・ソナタとの事で、年明けにレッスンして頂くのが楽しみです。
ロシアの作曲家によるオペラやバレエなども観賞し、ロシアの芸術をより追求し、研究していきたいと思っています。

 

学校のオーケストラのコンサートではモーツァルトの魔笛やフィガロの結婚などを演奏し、初のオペラを体験しました。
アカデミー受講のために毎年行っていたザルツブルク音楽祭では、モーツァルトのオペラは聴く事しか経験がありませんでしたが、オーケストラでの演奏も大変楽しく素晴らしい体験になったと思います。
これを機会にオペラについても音楽史から色々と勉強しました。
3月には、チャイコフスキーの交響曲を演奏する予定です。
この先はまた忙しい1年になると思いますが、コンクールやマスタークラス、コンサート、試験など、常に目標に向けて努力を続けて行きたいと思います。

 


オペラの演奏はオーケストラのみと違い、学ぶことも多いようですね。 ぜひ学べるときに多様な学びができるよう挑戦していってください。