奨学生レポート RMFレポート インタビュー

中間レポート(水野優也さん)

水野 優也さん/Mr. Yuya Mizuno
(専攻楽器チェロ/cello)

[ 2018.02.9 ]

学校名:桐朋学園大学

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の水野優也です。

桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)に入学してから早4年が過ぎ、現在は桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース2年に在籍しています。

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<小林研一郎先生、日本フィルとのドヴォルザーク>

 

学校から実家までの距離が学年で最も近いという条件にも恵まれ、自分のペースで充実した生活を送ってきました。
桐朋学園は仙川と調布に校舎があります。

仙川校舎は地震が来ると大揺れをするような!?古い校舎でした。

古いながらにも愛着があり居心地の良い校舎が好きでしたが、最近新校舎に生まれ変わりました。

世界初の木造4階建ての校舎です。

校舎内はいたるところに木目が施されていて木の香りがします。校舎自体も呼吸しているかのように、学生の奏でる音を吸収しているようです。

在籍しているソリスト・ディプロマ・コースは比較的自由が利くコースなので、音楽の勉強はもちろん、語学の勉強やコンサート活動など、集中することができます。
昨年は生まれて初めて海外を訪れてヨーロッパでのマスタークラスに参加、また今年は初めての国際コンクールにも参加しました。

やはり海外に行くと、吸収することは山のようにあり、自分自身を大きく成長させてくれます。

近い目標である留学も早く実現させたいと思います。

 

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<PMF:ワレリー・ゲルギエフ氏と>

 

今年の夏には札幌でのPMFという1ヶ月に渡るオーケストラの勉強に行ってきました。

メンバーの7,8割近くは外国人という、札幌にいながらもインターナショナルな環境の中、朝から夕方まで練習、夜は毎日パーティー?(笑)という生活を過ごしました。

チェロを弾いている上ではソロだけではなく、むしろ低音奏者としては室内楽やオーケストラの能力も必要不可欠だと思っています。
フェスティバルの後半には巨匠マエストロ、ゲルギエフ氏の下でシューベルトの交響曲など勉強し、約1ヶ月間で室内楽のコンサートも含め14公演、およそ20曲以上の大作を勉強し、演奏しました。

 

少しずつ大舞台でプロのオーケストラとコンチェルトを演奏する機会や全国各地でのリサイタルの開催、武生音楽祭などで著名な音楽家の方々と室内楽を演奏する機会を頂き、本当に良い経験をさせて頂いています。

11月にはチェリストは誰もが憧れるドヴォルザークのチェロ協奏曲を人生で初めて演奏して、一生に残る思い出になりました。

2月には10代最後の日にまた弾かせていただけるので、更に成長した演奏ができるように精進して参ります。

 

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<武生音楽祭:イリア・グリンゴルツ氏らとの室内楽>

 

 


PMFで世界の同世代の音楽家と共に過ごせたことは、今後の留学にも参考になりそうですね。 活躍の舞台が増えるにあたって大変かと思いますが、今しかできないことをしっかり見つけてチャレンジしていってください。