奨学生レポート RMFレポート インタビュー

新学期を迎えて(丸山凪乃さん)

丸山 凪乃さん/Ms.Nagino Maruyama
(専攻楽器ピアノ/piano)

[ 2017.12.22 ]

学校名:パリ国立高等音楽院、東京音楽大学付属高校

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の丸山凪乃です。

9月からパリ国立高等音楽院2年目の授業が始まりました。

ファイナル(コンクール)のコンチェルト演奏での様子

<ファイナル(コンクール)のコンチェルト演奏での様子>

 

音楽院では実技レッスンの他、室内楽レッスン2クラス、フランス語、鍵盤和声学、アナリーゼ、作曲、音楽史、初見、フォーマシオンミュージカルなどの授業を受けています。

室内楽のレッスンは、メンバーも先生も皆さんとても個性的で楽しい方ばかりで、英語とフランス語が交互に飛び交う刺激的な内容です。

フランス語の授業は外国人対象となっているため日本人が多いです。

鍵盤和声学は、譜面上で勉強するのではなく、鍵盤上で演奏しながら響きを確認しつつ耳で作り上げるので、即興性が高く作曲の授業と深く結びついています。

楽曲分析と和声を学ぶアナリーゼの授業では、個々のピアニストが分析した内容を皆で深く掘り下げていくこともあり、私にとってとても興味深く大好きな授業です。

 

パリ国立高等音楽院での室内楽の授業の様子

<パリ国立高等音楽院での室内楽の授業の様子>

 
10月にはドイツショパン協会主催のダルムシュタット・ショパン国際コンクールに出場しました。

このコンクールは、5年に一度ワルシャワで開催されるショパン国際ピアノコンクールと提携しており、審査員のメンバー、オールショパンプログラム、エントリーメンバーなど、ワルシャワ・ショパン国際ピアノコンクールに最も近い内容となっていました。

また、入賞者には2020年の予備予選免除の特典などがあります。

2015年にワルシャワで出会ったコンテスタントたちとの再会もあり、なんだかタイムスリップした感覚もあり心が高揚しました。
第一次予選では、エチュード、ポロネーズ、ノクターンを中心に、第二次予選では、ソナタと自由曲を、ファイナルラウンドでは、コンチェルト第一番とチェロソナタを演奏しました。

コンクールで室内楽を演奏するのは初めてのことだったのですが、チェリストがフランス人だったこともあり、1時間用意されたリハーサルでは、1回合わせた後チェリストの家族とテレビ通話するなどして、とても楽しいコミュニケーションを取ることができました。

 

ファイナル(コンクール)の室内楽演奏での様子

<ファイナル(コンクール)の室内楽演奏での様子>

 
コンテスタントは、審査員が泊まるホテルと同じホテルに滞在できたため、表彰式とガラコンサート終了後、そのままホテルのレストランでレセプションが開催されました。

レセプションではコンクール関係者をはじめ、審査員と入賞者が自由にコミュニケーションを取ることができたので、今後の活動のためにとても有意義な交流をすることができました。
パリとは大きく異なる空気感の中で、緊張、期待、困惑など、たくさんの経験を得ることができました。こうした環境に感謝して、今後の音楽活動に大いに活かしていきたいと思っています。

 

コンクールの入賞式の様子

<コンクールの入賞式の様子>

 


コンクールお疲れ様でした! ここでまた新たな繋がりができたと思いますので、ぜひこれからもがんばってください!