奨学生レポート RMFレポート インタビュー

中間レポート(倉富亮太さん)

倉富 亮太さん/Mr. Ryota Kuratomi
(専攻楽器ヴァイオリン/violin)

[ 2016.11.16 ]

学校名:東京藝術大学修士課程

ロームミュージックファンデーション奨学生の倉冨亮太です。

 

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今年は東京芸術大学大学院最後の年で4月から篠崎史紀先生に師事しました。

新しい環境に変わり、戸惑いもありましたが篠崎先生は相談にすぐに乗ってくれとても面倒見が良くとても安心出来る方で、すぐに馴染めました。

もちろん音楽面でも尊敬出来、己の感覚だけで演奏するのではなく一つ一つ丁寧に楽譜と真摯に向き合うことを身をもって教えていただき、ここ数ヶ月で音楽に対する考え方が変わりつつあります。

来年1月頃に行われる卒業のために必要な60分プログラムの演奏会、学位審査でこれまでの集大成が披露出来ればと思います。
今夏7月からは8月にかけて1ヶ月間札幌のキタラホールで行われたパシフィック ミュージック フェスティバル(PMF)に参加してきました。
前半ではウィーンフィル(弦楽器)、ベルリンフィル(管楽器)のメンバー、後半ではフィラデルフィアやクリーブランドなどのアメリカのオーケストラのメンバーが来日し教えて下さいました。
ウィーン(弦)&ベルリンフィル(管)ではマーラー交響曲4番を取り組みました。

オケ全体練習の前にセクション練習がありましたが、キュッヒル、フロシャウワー先生の音色を数音聴いただけでウィーンの景色が想像され、圧倒されました。

またオケの音も先生方が入っただけで一気に豊かな音色に包まれ驚かされました。期間中、フロシャウワー先生の個人レッスンも受けさせてもらうことが出来ました。モーツァルトの協奏曲を持っていきましたが、特にボーイングに連動した自然なフィンガリングが目から鱗でした。

 

後半はアメリカのメンバーで2公演ブラームス交響曲4番とショスタコーヴィチ交響曲8番を取り組みました。

アメリカのメンバーは特にテクニックの高さが印象的で、セクション練習では弓の使う量、スピードなど技術的な面で細かく教わりました。

最後の公演のショスタコーヴィチ交響曲8番はゲルギエフ先生が指揮されました!
ショスタコーヴィチは激しさが増す楽章で、がなるうるさい音ではなく弓を存分に使って歌うようにという指示が驚きでしたが作り出される音に納得させられました。

 

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オーケストラはほとんどが世界各国から集まったメンバーで、ここ1ヶ月間毎日のように国際交流をしていたので、あっという間に終わってしまい寂しさが募ります。

 

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この他にも山崎伸子先生と同じ年代で活躍されている仲間との弦楽六重奏の演奏会、軽井沢音楽祭、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトでコンサートマスターや司会を務めたりと、沢山勉強させていただきました。

 

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この先も初めて挑戦する管楽器とのアンサンブル、弦楽八重奏など、勉強させていただく機会をいただいているので、一つ一つ大事に演奏していきたいと思います。

 

 


PMFや小澤征爾音楽塾での経験は普段とは違う環境で刺激も多いようですね。 ぜひこれからも良い機会を見つけてチャレンジしてください。