かけがえのない高校生活(吉田南さん)
吉田 南さん/Ms.Minami Yoshida
(専攻楽器ヴァイオリン/violin)
[ 2016.10.27 ]
学校名:桐朋女子高等学校音楽科
ローム ミュージック ファンデーション奨学生の吉田南です。
2年間の奨学生生活を終えて、まず第一に思うことは『感謝』です。
<仲良しトリオ(トリオ・カイザーバウム)で高知県に公演へ行きました。>
私はロームミュージックファンデーションでご支援いただいたからこそ、沢山の勉強と経験が出来、今ここに居ることが出来ています。そのことに心からお礼を申し上げたいと思います。有り難うございました。
そして、私に心を込めてヴァイオリンを教えてくださった先生方、コンクールや本番のために欠席がちな私をサポートしてくださった高校の先生方、仲の良い音楽仲間、活動を応援してくださる支援者の方々、そして最大の理解者である両親と祖父母にも感謝の気持ちでいっぱいです。
あらためて、音楽家になるということは、ひとりの力では成し得ることの出来ない大変な作業なんだと思います。
沢山の方のお力を借りられるということはとても幸せなことです。だからこそ、私はこの2年間頑張れたのだと思います。
コンクールで悔しい涙を流したことも、悲しい気持ちになる出来事もありました。
でも今思い返すと、嬉しかったことや楽しかったことの方が断然多いのです。お友達と一生懸命音楽を作ったこと、新しい先生やお友達との出会い、知らないことを知る喜び、出来なかったことが出来るようになった時の自信。こんな泣き笑いの最高に幸せな高校生活を送らせていただけたことは、私の宝物であり、誇りです。
<ベルギーの講習に参加し鳥の集会にも顔を出しました>
これからも、『明るく前向きに、謙虚な気持ちで』という言葉をいつも心に置いて、誠実に音楽と向き合っていきたいと思います。
派手な活躍を目標にするのではなく、地道に息の長い活動が出来る音楽家を目指します。
ロームミュージックファンデーションのみなさま、本当に有り難うございました。
親切にしてくださったこと、いつも気に掛けてくださっていたこと、忘れません。
<カナダのチュウチュウアイスは大きかった!>